市民大会
シルバーウィークには市民大会にも参加してきました。団体戦の方では残念ながらメンバーが足らず緒戦からオープン戦になってしまいましたが、自分のダブルスはなんとか負けずに結果を出すことが出来ました。このような勝っても負けてもどちらでもいいという試合ほど大切にしなければならないと故米長邦雄名人は記されていました。今になってそのことをよく考えてみると、モチベーションが上がらない状態というのは、勝たなければならない試合の時でも起こるものだと思います。例えば大差で勝っている時や負けている時などはその典型でしょう。負けてもいいやと思った瞬間にそのコートから意識が離れます。しかし、その時に出てしまうプレーは体が覚えてしまうのではないでしょうか。15点3ゲームというショートゲームでしたが、7−11くらいのビハインドから上手くラリーを作って逆転することが出来ました。勝ちにいく=強い球と錯覚しそうですが、それよりも如何にネット前へ入る機会を作るかが大切で、そのように作られたラリーからは相手にシャトルを上げられないプレッシャーを与えることが出来ます。そのやり取りをどう楽しむことが出来るかがモチベーションを維持し、今に集中できる時間になるものだと思います。そして、米長名人の仰る「勝利の女神に見放されないように」することなのかもしれません。
今年から日本マスターズは年齢が上がり50−55−60歳のチームへとなりました。見事大阪チームは優勝することが出来たのを聞き大変喜んでいます。帰阪後、チームメンバーの方から色々と話を聞きました。その中で「バックハンドサービスはサムアップ、レシーブは肘、オーバーハンドは肩」という話を聞きました。なるほどと思い早速練習で試してみました。バックハンドサービスのサムアップは去年見ていた常山幹太なども親指を立ててしっかりとサービスを打ち分けており真似てはいましたがなかなか力の調整がうまくいきませんでした。サービス練習では上手く打ち分けられるものの、ゲーム練習になれと何かのプレッシャーが強くかかるのか、ショートは浮き、ロングは読まれてしまいます。まだまだ平常心で相手と対面することが出来ていません。しかし、社会人の練習ではシニアメンバーで長いラリーが続き、良い汗をかかせてもらいました。色々な出来事にしっかりと顔を上げて前を向いていきたいと思っています。 |