第42回全国高校選抜バドミントン大会

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s-IMG_3346北アルプス

 

全国選抜大会に出場してきました。まだまだ雪の残る長野県で足下の冷えは流石でした。しかし「寒い」とは言わない。周りでは社交辞令のようにそのような挨拶が繰り返されていますが、返事は「そうですね、冷えますね」となります。試合2日前に長野県に入り80分の練習。もちろんキャプテンに任せます。生徒達は基本練習を終えた後、3-3のフリーゲームを行っていました。楽しそうに動いていたので周りからは「緊張感がない」などと言われていたようですが、6時間もの車移動の疲れを癒すにはとても良いのではないかと思いました。今選択される最善のものはすべて思考でわかるものではないような気がします。身体の違和感にどれだけ耳を傾けられるかが大切で、その選択をした生徒達の直感を大切にしてあげたいと思っています。ただし、私欲が絡んでいるときは違和感を感じるので、そう選択した感情の背景を探り、それでも私の中にソワソワした気持ちが残るようであれば注意します。その違和感は多くの場合、胸の上の方の締め付けられ感や動悸が激しくなることでわかります。そう感じないときはそっとしておきます。

練習や開会式が終わり、いよいよ3日目、学校対抗が始まりました。緒戦から実力のある宮崎県。1ゲーム目は相手が緊張しており先取。しかし、2ゲーム目に入りこちらの第1ダブルスの動きやショットに浮き足立ったところが。相手は本来の調子を取り戻し強烈なアタックが決まり出しました。ネットインなども重なりこちらはどうすることもできません。緊張していました。シャトルがいつもより速いせいもありリズムを取り戻した相手について行けません。ファイナルゲームへ。しかし、先行され2-7。ここまでか…のところでシャトルが重くなってきました。こちらのレシーブが押せるようになり追いつきムード。あえてシャトルを交換しないことでなんとか逆転に成功したのでした。それにしてもその後の試合になんとも言えない不安感が残ったのは言うまでもありません。後が続き勝利。2回戦は少しメンバーを交代してオーダーし、少しチームの緊張もほぐれた様子。ベスト8に入りました。翌日は東京からおそらく埼玉。いよいよです。東京はダブルスを入れ替えてきましたがなんとか踏ん張り3-0。埼玉戦は競るものの押されて1-2。あとは2人にお願い!という感じでしたが、さすがにシングルスは安定した実力が発揮され3-2での勝利となりました。しかし、第2ダブルスとトップシングルスが勝てなかったのは悔しさが残りました。やっぱりナショナルメンバーの2人だけのチームか?と言われるのは気持ちが良くありません。しょうがないことですが。その後、2人をトレーナーの元へ行かせ、残ったメンバーに「君たちが勝たないとダメだ!」と告げました。

初の決勝進出。相手は強豪福島県。オーダーもガチンコであたりました。トップダブルスも全日本ジュニアでは勝っているものの尻上がりな1年生の実力は侮れません。1ゲーム目はゲームポイントを握りながら逆転負け。油断が出てしまったかのようでした。2ゲーム目。競りながらなんとかドゥース。試合の内容を見るとようやく本来のプレーに戻りつつあるように思えました。手に汗握るシーソーゲームをなんとか、なんとかしのぎファイナルゲームへ。その時、トップシングルスは競りながらも逃げ切り1ポイント。声を張り上げる様子は稀に見る気合いに入りようでした。第2ダブルスもファイナルゲームにもつれていました。しかし、お互いをよくフォローし合い、準決勝のぎこちなさは無くなっていました。ギリギリのところで逃げ切り2ポイント。一気に優勝ムードへ。トップダブルスもその勢いを味方につけたのか徐々にリードして勝利!応援とメンバーが一体となる素晴らしい試合内容でした。試合後は人生初となる胴上げを経験しその夜は祝杯をあげました。

翌日は個人戦。選手達は少々モチベーションの上がらない状態でしたが、ま、これも経験ということで気合の入れ直しということはしませんでした(言われてしかできないようであればそれはあまり意味がないと思ったので)。さて、どうなるか。緒戦を突破し、次は学校対抗で競り合った宮崎県との同じ対戦となりました。シャトルメーカーが変わったこともあり、今度は安定したプレーで勝ち抜けました。ダブルスはこれでベスト4。シングルスはその日は一つだけでした。練習試合をしたことのある相手でしたが相手のエラーも重なり勝利。その日は早めに宿へ帰れたのでゆっくりと休ませました。私も前日のお酒?のためかすぐに横になりました。

最終日、ダブルスは準決勝。千葉県でしたがなんとか勝利し決勝へ。相手はまたも福島県の1年生ペアです。1ゲーム目。うまくかわしながらゲームポイントまでいくもののそこから上げることが多くなり打ち切られて逆転負け。あっちゃ~ッでした。2ゲーム目はなんとかしのぎファイナルゲームへ。しかし、終始リードされ、後半はやはり上げる(上げさせられている)球が多くなり一気に押し切られました。やはりハーフ球(弱いドライブ)のやりとりはダブルスとっては生命線。どれだけ足を出せるかがラリーに大きく影響します。残念ながら夏に続き準優勝に終わりました。

シングルスは準々決勝から。相手は愛媛県でした。一見あまり覇気のないような風貌にみえましたが(失礼ながら…)フットワークに無駄がなくヘアピンやドロップショットがとても正確でした。こちらの揺さぶりにも騙されることなくしっかりと攻めてきます。勝ったもののかなり手こずり、体力も消耗してしまいました。準決勝は北海道。とても体の強そうな選手でしたが1ゲーム目は緊張からかエラーの連続。先取し、2ゲーム目へ。ここで相手は大きく回す作戦にでてきました。長くなるラリーにこちらの目線が下がってきて、汗の量も増えてきている様子。氷嚢と経口補水液を念のため用意しファイナルゲームへ準備しました。やはり押し切られ2ゲーム目を落としてしまいました。

「足が動かないです…」

その言葉とともに苦しさに歪む表情になっていましたが、とにかくこれをと補水液を。ここまでか…というインターハイと同じ気持ちになりかけましたが、ファイナルゲームは開始早々グイグイと動き得点を重ねます。

「あら?復活?!」

目線も上がり声も出てきました。11点のハーフタイム。「大丈夫です」のひと言に「心配させるなよ~」と心でつぶやきました。何が功を奏したかわかりませんでしたがとにかく決勝へ。相手は福島県。難なく上がってきた素晴らしいサウスポーです。序盤からとてもレベルの高いラリーのやりとりにコーチ席の私も「これ取るか~!」「ここでこれ打つか~!」と驚嘆を隠せませんでした。1ゲーム目をなんとか競り勝ち本人も本当に安心した様子で「よしッツ!」と一声。2ゲーム目、少しリードしながら11点を先取。そこからのプレーは凄かったです。相手を翻弄するプレーに加えライン際に落ちる正確さ。一気に20-9。圧巻でした。しかし、そこからが本当の戦いでした。やはり点が欲しいのか強引な攻め方を逆に取られ3、4点と取られていきます。本人ももはや体力の限界と言わんばかりの表情。祈る気持ちで座っていました。

相手のアウトッ!床に倒れガッツポーズ。握手を交わし試合が終了しました。

結果は、学校対抗とシングルス優勝、ダブルスは準優勝という素晴らしい結果でした。試合後は言いたいことがムクムクと湧き出てくる自分の我見をよく我慢したと少しだけ自分を褒めてあげました。

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それにしても周りでは予想通りととられるかもしれませんが、プレッシャーの中では何が起こるかわかりません。今回も緒戦の力みには本当に心配させられました。ここぞという時に発揮される「運」の力。今回は本当にあると確信しました。

(運についての細かい話は「運を育てる」米長邦雄著をご一読いただきお察しください。いろいろあったのです。)

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