シングルス−応用練習

Written by ひろっしー & Edited by けいいちん

上級者への道はやはり練習量ですが、無駄な練習はやはり避けたいものです。効率的に何を目的とした練習なのかを理解するために、シングルスでの練習ポイントをまとめてみました。

フォア奥、バック奥からワンジャンプ、または下に入り込んでショットを打つ

ストロークのフォームは小さく、正確に速く床に落とす。 攻撃はスマッシュだけではない。

ストレートスマッシュ
ストレートカット
ストレートクリアー
クロススマッシュ
クロスカット
クロスクリアー

各ショットをまずノック形式で打ちます。一通り打つことに慣れてきたら、2対1、1対1と発展させていきます。
その時には、ショット→ネット前にリターン→ネット→ロビングと繰り返すといいでしょう。
フォア側、バック側と分けて練習する方が最初はいいと思います。最終的には1対1で、両サイドランダムにロビングを上げ、攻撃とリターンの練習に発展させます。

コート内を動くスピードと体力をつける

point常に膝角度は135度を意識し、軸足によってしっかりと床を蹴りますが、もし逆をつかれたとしても、膝を「ためる」ことで相手のフェイントに対して対応しやすくなります。

コート数が少ないとなかなかできませんが、トレーニングとコート使用組を分けることで可能かと思います。

全面から1点に返す(青:白点に返す、赤:全面に打ち分ける)各点、時間または本数を決めて4点する。
全面でクリアーの打ち合い(規則的からフリーまで発展させる)
全面でカット→ネット→ロビングと繰り返す
全面でスマッシュ→ネット前にリターン→ロビングと繰り返す

ネット力

pointシングルスではこのショットの精度で勝敗が決まるとも言えます。

ットイン5本(1から4までの方向で行う)。ノッカーは手投げでネット前に羽根を投げる、慣れてくればスピンをかけてやってもいいでしょう。

<発展>
2対1や1対1で全面カット+ネット(さらに発展系として中にクリアやスマッシュを入れてフリーに近くしていきます)

ストロークの独自性

point 小さなストロークフォーム(回内、内旋により実現)より、何が打ち出されるかわかりにくくし、コースを読ませない。自分の得意ショット、攻撃の要になるショットを見つけましょう。

2対1からはじめ、1対1へと発展、また最初はショットの種類を少なめにして、徐々に増やしていきます。

カット、ネット、ロビングのみ用いたフリー
スマッシュ、ネット、ロビングのみ用いたフリー
上記にクリアをプラス
ドライブ、ネット、スマッシュ、ロビングのみ用いたフリー etc.

ショートサービスからの組み立て

point シングルスではショートサービスからの展開が多くなってきています。理由は攻撃を先に仕掛けたいからです。したがって、サービスレシーブも上げずに沈めることと、逆をついたロビングの活用が大切ですね。

サイド、ネット際、ボディアタックのリターン

POINT : サッカーのシュートでもそうですが、サイドだけでは読まれてしまうので、高低をつけたり、真ん中に打つことがあります。バドミントンでも同じようなことが 言え、センターとそれ以外に打ち分けることで足を止めることができます。相手のアタックをなんとか止め、次の攻撃へつなげたいものです。

青はノッカーから打ち出された球をスマッシュ(+カット)で攻撃。赤の方は決められないようにリターンします。

(発展)
攻撃側を2人(前・後)にしてパターン化
1対1で攻め→リターン→ネット→ロビングでパターン化

スポンサーリンク
おすすめの記事