新入生に話すこと

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「集中する」ということは、過去を振り返ることでも未来に思いをめぐらせることでもなく、「今の瞬間の行動に意識を向ける」ことです。入学当初は慣れな い環境や日課から疲れがたまり、明日あるいは卒業するまでの日々を乗り越えていけるかどうか不安になるものです。その不安からのストレスは毎日のやる気に 影響を及ぼし、その瞬間の行動に全力で向かうことが難しくなってしまいます。その結果、不安に駆られた将来が現実化してしまいます。結果が伴わなくとも、 心の持ちよう次第で必ず成長することができていることを伝え、「今の瞬間に全力を注ぐこと」がすべてであると指導しています。毎日同じ内容の練習であって も、次の瞬間に全く同じことは起こりえず、今できたことでさえ、次に再現できる確証はありません。一つ一つのショットに集中することが最も大切なのです。
「4つの湯飲み」という禅の話からの引用ですが、話を聞く態度について説明しています。一つ目の湯飲みは逆さを向いています。これは最初から聞く耳を 持っていない、他のことを考えている状態です。その場所にいることの意識さえありません。二つ目の湯飲みは上を向いているのですが底に穴が開いています。 話を聞き流してしまって後で思い返すことができません。本などの活字は目で追っていながらも番うことに意識が向いている場合などがそれにあたります。三つ 目の湯飲みは、底に穴は開いていませんが内側にびっしりと汚れがついています。余計な知識で一杯になっていて、自分の先入観に合うように解釈をしてしまい ます。合えば自分の知識を確認し、合わなければ反発するか無視する姿勢です。新しいことを学ぶのではなく単なる知識の再確認という態度です。四つ目の湯飲 みは中の汚れもなくちゃんと上を向いています。話をしっかりと受け入れ、新しいことを進んで知ろうとする姿勢です。このような姿勢で話を聞くことができれ ばしっかりと自分の中へ蓄えることができます。選手には、「誰からのアドバイスもまず受け入れ、しばらく試すことが大切で、その後自分に合ったものを判断 するようにしなさい。」と指導するようにしています。

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