ラケット感覚
私はこの20年以上ヨネックスのCAB20を使用しています。なぜならラケットバランスと「しなり」のタイミングが程よいからです。しかし、今回の全日本シニアでは、アーマーテック900テクニックを使用してみました。CAB20を意識したモデルだからだそうです。インパクトのラケット面のブレが少ないことを感じたので使ってみました。
最近の世界大会でのダブルスではラケットを短く持ってのスイングがよく見られます。私も真似てそのようにグリップしてみました。しかし、短く持つことでスイングの速さから肘や肩に力みを感じ、インパクト時のミスが多くなりました。うまくシャトルに力を伝えれていないのではないかという不安感を感じたのです。そこで、ラケットをいつもとおり長めに持ち、「ラケットの重さを利用する」という考えを持ちながら肩・肘をリラックスさせると、リターンも以前より強さをコントロールできるようになりました。 インドネシアのダブルスなどを見ていると短くグリップしていますが、私自身のプレーに合っているとは限らず、そこに拘ると「自分流」ではなくなってしまうのだなと思いました。「自分の感覚」に集中した練習は毎日の中で必要だと思いました。 |