全国選抜近畿予選
今年最後の試合、全国選抜近畿予選が12月に行われました。本校は個人戦では権利を得ているので、学校対抗戦のみの出場です。第1シードのため昼からの試合になりました。緒戦は京都府です。第2ダブルスに1年生ペアが出ましたが、積極的に前に出て押し込んでいきました。ファイナルにもつれるものの上手く押し切り1ポイント。来年につながりそうないいダブルスでした。3−0で勝って決勝へ。決勝の相手は滋賀県です。やはり11月の時に比べて強くなっている様子で、兵庫県をしっかりと破って勝ち上がってきました。第1ダブルスは上手く沈める球を使いながらリードを奪い1ポイント先取。第2ダブルスはファイナルにもつれ込みました。11点を先取してチェンジコート。そのままリードして17−12まで行きましたが、そこからの2ポイントを取られたことに納得がいかなかったのか何となく嫌なムード。17−14の時に「ここがヤマかもしれないな〜」と感じました。しかし、相手の前に出る勢いは止まらず、こちらはぶんぶん振り回すだけの棒球。相手の目先を変えるような高低差、左右の変化があれば相手が出てきたとしても相手の勢いにも変化は生まれるのですが、もっと強く、もっと速くと考えてプレーしても、そういう「考えた」ショットは実はそれほど強く速くはなりません。逆に浮いたり遅くなったりしてしまうものです。「相手にしない」という逃げではない、戦術の変化が出来るかどうかがこういう状況では試されるのだと思います。攻める=スマッシュ、守る=ロブ、クリアという固定観念はプレーの幅を狭めます。何が得点につながるかは本当にわかりません。一辺倒の戦術では相手の変化についていけません。「自分のプレー」よりも「得点できる確率の高いプレー」をどう選択できるか、そこが難しいですが挑戦すべき課題だと思います。
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