「いい加減さ」
社会人の試合がありました。ダブルスでの出場でしたが惜しくも敗れてしまいました。試合を振り返ると、見事なまでに同じことを正確に繰り返しているラリーが思い出されます。つまり、「同じこと」の繰り返しで、変化が少なく「相手のタイミングや待ちを外すこと」ができていなかったように思われました。「パターン化」されてしまった原因はなんだったのでしょうか。自分の準備不足への不安感から自分のプレーのみに意識が集中し、自分のプレーを正確再現にすることが「勝つ」ことと勘違いを起こしたのかもしれません。
「逆境に負けない人」の条件という本には、「固定された(行動)パターンから抜け出せない人は、この目まぐるしく変化する世の中では上手く適応していけない」との一文がありました。良い意味での「いい加減さ」を持つことができなければ、パターン化されている行動に気付かず、そこから発見されるはずの新しい発想も乏しくなってしまうのでしょう。 「メンタルタフネス」という本から引用すると、「強い人というのは、平凡な毎日の中にも自分を強くするための「例外」を見いだし、あえてそこにつっこんでいくことによって、プチ失敗を起こし、それがその人の中で“免疫”として息づくようになる、というルーチンをこなしている」とあります。日々の失敗をしっかりと見つめ、自分の糧とするルーチンを今から実践します。 |
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