完敗
ゲームをしていると何らかの状況の変化を感じるものと思います。相手のリズムの善し悪しから戦術を立てたりする事もあるかと思います。相手が負けてくれる(そういう負の思考サイクルにはまる)とそれは単純なゲームの流れとなります。自分の集中力を切らせないようにラリー前のルーティンをしっかりと行うだけでいいからです。
しかし、相手が集中力を切らさず、しかも思考せずにこちらのタイミングをばっちりとつかまれているときは・・・。相手は負けてくれません。その時にこちら側が考える事は・・・。 「もっと良い球を、鋭い球を打ち込んでくれ!」 という事だと私は思います。体は集中力を発揮する極限の状態を欲しています。もはや勝ち負けよりもその一瞬の自分の身体が発揮する能力に感動したいのです。発揮できるかどうかは私(自分)にはわかりません。自我が邪魔をしなければ発揮しやすくなります。 今日は弟と組んで生徒と試合をしましたが相手に完全にペースを握られました。負けた原因さえもよく覚えていません。集中力が発揮できてそうなのか、思考に疲れ果てて(俗に言う頭が真っ白の状態)そうなったのかはまだ判断がつきません。 将棋の名人戦は7回戦行います。今日完敗しても明日はわかりません。次の機会がもし持てるのならその準備をする楽しみがあるように思えます。なんだか「もっと負かしてくれ」「もっと悩ましてくれ」という感情が少し芽生えた今日の完敗でした。 |
コメント
コメントはありません。
| | mail | url | |
|
この記事のトラックバックURL
http://badminton.ac/blog/tb.php/283
トラックバック
トラックバックはありません。
| | |
|