残像イメージトレーニング
思いのままに脳を動かす「残像」力(高岸弘著)を読みました。建築家の方が書いた本ということで導入から興味を注がれました。恥ずかしながら今までこのトレーニング法は知らなかったのですが、テニスや野球では多くのチームが取り入れているメンタルトレーニング法だそうです。DVDも出ています。
試合に集中できない時どうするか。この本では瞬間的に集中するだけでなく集中力を維持するための方法が書かれてありました。その手順とは、イメージカードを使うのですが、 リラックス → 集中 → 目標設定 という手順をとります。いきなり集中しなおすというのではなく、まずリラックスするということです。 イメージを頭の中に思い描くということは、左脳による思考はあまり必要がありません。むしろ右脳を活用させる方が身体の潜在能力を発揮させやすいということです。 また、脳の新皮質は現代のヒトを象徴するものですが、米長邦夫名人の「運を育てる」にも、羽生名人の危機予知能力、動物的カンは新皮質によるものではなく旧皮質(哺乳類、爬虫類)によるものであろうと書かれていました。新皮質だけに偏らず、ときには休ませることが脳のバランスが保たれ感性が磨かれるとのことです。 |
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