イライラ
毎日いろいろな出来事が起こり、いろいろな感情が生まれては消えていきます。
喜び、悲しみ、怒りなどはその原因が分かっていることが多いですが、「イライラ」は原因がわかってないことが多いそうです。 イライラは、落ち着きをなくさせるし、それを相手にぶつけないとたまらないような性格を持っています。なぜなのか。イライラは「見通しのなさ」の反応として現れているからです。イライラが始まると「何かを見通していないからだ」と心の中で言ってみて、目を自分の中に向けてみる。 イライラは自分の何か、―多くの場合何らかの欠点に関わること―を見出すのを防ぐために、相手に対する攻撃として出てくることが多いのである。 この言葉を見た時に、気づくものがありました。ダブルスなどでよく起こるイライラ。本当はペアのせいではなく、自分の中の欠点が出ている時に、それを隠すための攻撃反応としてイライラが起こっているのです。心を乗り越えるのは、まずその心を見つめてあげること。心の不安感を「あ、今不安を感じているんだな」と見つめ、深く呼吸することで流していきます。 「こころの処方箋」河合隼雄著 新潮社 |
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