トッププレーヤーって・・・
小椋久美子選手が引退を表明しました。涙ながらの会見では、思うようにプレーできず、ストレスから胃潰瘍にまで発展してしまっていたと語っておられました。
いろいろな場で実業団選手の裏側の実情を聞くことがあります。肉離れや腰痛でも痛み止めを施して出場したり、まだまだやる気でいるのに戦力外通告を受けたりと、本当に上からの指示は絶体という圧力を感じます。(プロなのでしょうがないとは思いますが) 「バドミントンが好き」だからプレーをするという初心はもはやそぎ落とされ、引退後しばらくは「動きたくない」という感情に駆られるそうです。 「人間」として危うい状況になってしまうこともあるのかもしれません。何を求めて「上」へ行こうとするのでしょうか。「上」には何があるのでしょうか。勝っても不幸になってしまう人生があると米長名人は語ります。 肝心なのは負けた後。勝負だけでなく、故障などに負けた後も、やはりその後の姿勢が運気を左右するものだと思います。「引退」は次への転換期と考え、新たなことへチャレンジしていって欲しいと思います。 |
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