全国社会人大会
週末は石川県で行われた全国社会人大会の個人戦シングルスに出場してきました。左足ふくらはぎに不安を抱えながらも、キネシオテープを張り、サポーターをつけ、しっかりとアップをして準備しました。3位に終わりましたが、足の方は悲鳴を上げることはありませんでした。ただ、セーブせずに全力で動いたのが、ファイナル14-20からだったという、何とも遅すぎるスパートで17-21の敗北でした。
今回の試合で感じたことは、35歳以上という年齢制限もあったのでしょうが、常に速く動いて強く打ち込むだけではひとつも勝てなかった気がします。 クリアとロビング中心で1ゲーム目は守り中心に考えましたが、相手のクリアとドロップに翻弄され、なかなか奥まで運ぶことができず1ゲーム目は半分くらいで負けました。しかし、2ゲーム目に入ると徐々に相手のショットが拾えるようになり、競り合いが続きます。その中で、「ここ」というキーポイントがあったのでしょう、そのラリーを制することで展開が変わることがしばしば起こりました。 体勢が良くてもエラーは出ます。しかし、体勢が悪かったり、「打ち込めば決まる」という“欲”が出てくるとエラーの確率は極端に上がりました。そのゲームの「キーポイント」まで我慢して、我慢して、スピードをセーブすることが大切なような気がします。 エラーの確率を無視しては勝負になりません。ショットを練習でもっと細かく観察し、エラーの性質を見極める必要があると感じました。「もっと高く!もっと速く!」が体力的にできない年齢に差し掛かると、自分のできることを丁寧に磨くことが大切なのだと思います。 「キーポイント」がどこなのか、見極めることはとても難しいことですが、自分の心と体の状態に囚われず、相手の攻め方やミスの種類、表情などを冷静に観察してつかんでいく必要があるのだと思います。 |
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