緩急の差
サッカーワールドカップも準々決勝に入り、昨日はドイツ対アルゼンチンという好カードの対戦となりました。結果はドイツが勝利しましたが、「技術的に凄い」とまでは私素人にはわかりません。ただ、いろいろな予選リーグでよく見られた「当たられたら(当たってなくとも)うまくこけてファールを誘う(?)」という光景は格段に少なく、タックルで当たってきてバランスを崩したとしても、ボールへ意識がしっかりと向いていて、次への対応が速かったのが印象的でした。
サッカーなどは接触プレーがあるのでうまくファールを誘う事も技術の一つかもしれませんが、見ていて何となく気分のいいものではありません。それはそこに「偽り」があるからかもしれません。しかし、本当に強い選手達はその「当たり」を乗り超えるバランス能力を身につけうまくかわします。「強い当たり」が普段の練習で当たり前なのかもしれません。サッカー漫画の「イレブン」を思い出しました。 また、役割がはっきりしているのか、あまりプレーに関係がない時はフィールドをゆっくりと歩いていました。ただ、役割が来た時のスピードアップはとても速く、フットワークの緩急差に驚きました。 バドミントンでもスピードが速いだけでは勝てません。ショットとフットワークのスピードに緩急の差をつける事が、相手のタイミングを狂わせ、また、自分の体力をコントロールできるものと思います。「強く、高く」は必要ですが、勝つためにはそれだけではないという事ですね。 |
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