順境と逆境に「自分」を出さない
フォームの改善を日々生徒達は行っています。細かいところを気にしながら「あ〜でもないこ〜でもない」と。少しずつ変わってはショットが乱れ、また不安になるという繰り返しです。
また、打ったショットの出来を次の瞬間に評価するため足が止まり、タイミングが取れないこともあります。ラリー中はショットに評価を下さずに、結果のみをイメージすることが大切です。余計なコーチは必要ないのです。 さて、フォーム改善でショットがよくなったとしても、「うまくなった」「これが繰り返しで来たらいいな」と思うこともあるかもしれません。しかし、ラリー中に「上手くいったぞ!よしよし」とか逆に、うまく行かないと「何でそうなるんだ!」と批判コーチに顔を出させてしまうと、その瞬間に集中力が切れてしまいます。結局、自分自身を褒めても叱ってもイイことは起こらないのです・・・ってさびしー感じですね。 最近、自分のくせに気付きました。 大差で負けている時は「次(の波)につなげる」ことしか考えていないので集中力は続きます。 しかし、大差で勝っているとき、ミスに対して「あら〜なんでこんなミスするんだろ、今のはこうだろ〜」というような、半分おどけたように「言葉」に出して言ってしまっているのでした。 「まだまだ大差で勝っているから大丈夫〜♪」 と、結果を意識した油断している態度です。次の瞬間、もはや集中力は途切れています・・・。 人は逆境に耐えることは簡単ですが、順境に耐えることはなかなか難しいのです。試合中は結果を考えないように、ラリー直後からラリー間のルーティンをしっかりと行うことがイイ結果につながるものと考えます。 |
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