評価を超える地道さ
未曾有の震災で関西に住む者として、何をすればいいのか気をもんでいます。ニュースなどではとりあえず今は専門家の対応が望まれるらしいので、状況を見守っています。一日も早い復興を祈っています。
さて、高校では選抜大会が間近に迫っています。開催中止する競技もあれば、部分開催もあるようです。バドミントンは今のところ開催予定です。複雑な心境ですが、生徒達にとっては、ほっとしたというところでしょうか。 今日は、パターン練習を5つ組み「できれば次のステップへ進め、できなければ延長して同じ内容を練習する。その評価はこちらで行い、理由は明かさない。」という、「超」理不尽な練習方法を試してみました。評価するところは「集中力」「試合のイメージ」「技術力」「ねばり」「発想力」などを事前に伝えました。 自分の中では上手くいったはずなのにだめだったり、あれ?次へ行けるの?ということも起こり得ます。面数が多いので一人ひとりを見るのが数秒になる場合があるからです。 何がしたかったかというと、 「瞬間の印象で人の評価は変わる」 「見られるというプレッシャーを乗り越える」 「緊張した状態でできなかったことをはっきり自覚する」 などなど。また、勝った負けたの結果からでなく、 「評価に対する圧倒的な権力を前にして、それをどう受け入れるか」 というメンタルトレーニングの要素も含まれていました。 「自分はもっとうまくできているんだ、評価されないのは納得が行かない」という気持ちも出てくると思いますが、結局、瞬間で判断されてしまうことは世の中でおおいに起こります。しかし、逆に地道に頑張り続けていると、いやでも必ず表に出てくるものです。 試合までの日々を地道に送って欲しいと思います。 昨日、バドミントンも競技開催決定中止がなされました。ほとんどの競技で中止です。 出場選手のショックは隠せず、今はそっとしておく方がいいのかなと感じています。 |
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