悪条件から学ぶ
ダブルスが決勝まで行われました。当日は数日間連続の大雨のため湿度が高く、体育館の床はとても滑る状態でした。至る所で転んでしまっている選手を目にしました。選手たちにとっては条件の悪い環境でしたがどうしようもありません。
私自身も昨日の練習でその状態を経験していたので四苦八苦したのを思い出していました。どうすれば床に立てるか、また、どう攻めればスリップする状態を減らすことができるか。 足裏全体で床をつかめていない場合はスリップしやすくなります。さらに、股関節が力んでいる場合も安定しません。選手たちは自分自身の形がどうなっているかを思い知らされる試合となりました。その中でも滑らないように工夫している選手がいました。さすがです。 この状況から学べない選手は「床が滑るから」と言い訳をしながらプレーをすることになり集中力は半減。終わってからも自分の課題を反省することはありません。 試合ではどんな状態が待っているか予想がつきません。「選り好み」をする選手はやはり大成しないものと思います(食べ物や勉強に関しても)。結果がどうあれ、何事にも逃げずに全力でぶつかり、そこから学ぶ姿勢が本当の力になります。ちょいちょいと練習して試合で勝ててもすぐにメッキが剥がれるのと同じです(勉強もですが)。結果からの「自信」なんて錯覚にすぎないものですから。 |
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