暑い・・・寒い・・・と言わないこと
大阪では今年初の猛暑日を記録しました。体育館には猛烈な熱気が襲ってきています。期末考査前なので練習時間は少なめなのですが、やはり生徒達の熱中症は心配です。
さて、こつこつと続けている20分ランニングですが、かれこれ9ヶ月が経過しました。河川沿いを走るので、草の湿った香りや鳥のさえずりが聞こえ、最近では遠くに積乱雲が見えます。体調によっては気持ちいい日と辛い日があります。ここ一ヶ月はアキレス腱痛に悩まされ、ランニングする程度でも痛んできます。ふくらはぎに疲れが残っているといわれましたが、なかなか治療方法がわかりません。とりあえずコートに入る頻度を減らしていますが、体幹のトレーニングは続けようと決めています。 体育館では「暑い・・・」とため息のような声が聞こえています。しかし、それはある意味皆がわかっていることなのですが、敢えて口に出すことで「自分の苦しみをわかって・・・」と甘えているような気がしてなりません。 森信三先生の著書(修身教授録)に「われわれ人間も、この「暑い」「寒い」ということを言わなくなったら、おそらくそれだけでも、まず同じ職域内では、一流の人間になれると言ってよいでしょう。」と書かれています。ですので、私はこの言葉を使わないように心がけています。もしその話題になっても「厳しいですね」と言うように変化させています。 心が過去や未来へ彷徨うとその場の色々な感覚が無視され、感じられなくなることは実感できます。テレビを見ながら食事をしても本当の味はかなりの部分が無視されています。暑さや寒さも意識しなければ(最低限、言葉に出さなければ)かなりの部分が無視されることでしょう。最近の気温は高くなっていると言われていますが、せめて言葉に出さずに「暑さ(苦)」の中の「涼しさ(楽)」を感じていきたいと思っています。 |
コメント
コメントはありません。
| | mail | url | |
|
この記事のトラックバックURL
http://badminton.ac/blog/tb.php/403
トラックバック
トラックバックはありません。
| | |
|