青森インターハイ
インターハイで青森に入っています。気温は30℃くらいですが、やや湿度が高く蒸し蒸ししています。順調に勝ち上がれば本日最後には埼玉県とあたります。メイン会場なので冷房が効いています。先を見ずに集中できればいいのですが。
初戦は県立岐阜商でした。経験の差か、かなり相手が固くなっていました。2年生のペアだったようでこれからが期待されます。ダブルスを2つとり、シングルスは3年生同士の対決です。体が強そうで球回しも上手く、なかなか競り合いましたがなんとか逃げ切り勝利でした。二回戦は香川県の高松商業でした。試合慣れしていて手強い相手でした。相手からの低い球回しに苦戦しましたが付き合ってやり合わないよう指示すると、意外とペースが戻り逃げ切りました。シングルスはサウスポーの巧みな選手。しかし、息が上がるのを観察し、高さを使って粘れと指示。2ゲーム目は半分くらいで勝ちました。 さあ、いよいよ埼玉栄戦です。すべてはこの時のために練習してきたようなものです。私は第2ダブルスのベンチへ入りました。しかし、最初のスマッシュリターンエースを取られた後、何かがおかしい…。歯車が合わなくなっていき、気づくと3-11。さらに固くなり10-21。もはやミスが止まらなくなっていました。腰が浮き、マイナス思考の果ての錯乱。アドバイスどころではありませんでした。私自身も、この状態を全日本シニアで経験したことがありますので、痛いほど気持ちはわかります。しかし正直、どうアドバイスすればいいかを判断するには時間が足りませんでした。ダブルスを2つ取られ、後はシングルスです。相手は2年生。しかし、球回しが上手く、なかなか攻められません。細かいエラーも重なり終始リードされていました。完敗でした。悔しかったです。この差はやはり「気持ち」のように感じます。普段の生徒の力を知っているだけに、なかなか克服できないメンタルの壁の厚さを感じます。 試合後、悔しさのあまり、ついきつい口調での話となりました。 「バドミントンコートは非常に微妙な大きさでつくられている。高さを使ったクリア、ロビングでバックアウトした人はいただろうか(実際ほぼ無かったので)。エラーをこわがり、消極的になっていなかったか。個人戦がまだある人はバックアウトできるかどうかの勇気を序盤で試せ。」 という話しをしました。 18日から個人戦が始まります。いつも通りのプレーを出してくれることを祈ってます。 |
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