「冷えますね」
夏の「暑い」に続き、今では「寒い」の挨拶ばかりです。私は言いません。「にこっ」とするか「冷えますね」と言います。「暑い」「寒い」にはどうも相手に同意を求める「甘え」が含まれているような気がして落ち着きません。言われるとそわそわします。「寒いですねと返事しなくてはならないのだろうか?」と。考え過ぎでしょうか・・・。
生徒達は相変わらず週末の試合に向けてダブルスの練習をしています。「相変わらず」ってところに少し苦みがありますが。やはり練習に独自の「工夫」が足りないような気がします。同じ形式であってもリスクが高いながらも狙っていく姿勢が少なく、ネットに引っ掛けてしまったとしてもその後の修正する様子がなかなか見えません。特に基礎打ちでは。 合気道、藤平信一氏の「心を静める」という本の冒頭に「教わる姿勢」と「求める姿勢」の違いについて書かれています。教わっている内はまだまだ身に付きません。そこを抜けて自ら求める姿勢にならないと記憶にも残らないということでした。指導者は選手のベクトルが目標に向かって芽生えるように手本を示しながら陰で支え、選手のベクトルが大きくなり始めればそれを育て、最終的には指導者も同じ方向のベクトルに向かってさらに成長しようとするのが理想の形ではないかと考えています。指導者も「求め」なければならないと思います。 |
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