頭が良くなるには
学力が高いと頭が良い、低いと悪いと一般的には判断されます。それもおおよそは間違っていません。しかし、知識の量が多いことと頭が良いこととは少しずれていると考えられます。
長い間勉強すればするほど頭が良くなることはありません。4日前の夕食を覚えている人は少ないと思います。大切なことは、頭をただ使うのではなく「どう使うか」ということと、そういう「習慣を身につける」ということです。 頭の良い悪いは、3歳から7歳、10歳のときの習慣で決まるといわれています。しかし、その後はシナプス数を増やしていくことで学習していきます。ということは、その後年齢を重ねていったとしても頭は良くなります。しかし、習慣の善し悪しがシナプス数を増やすことに大きな影響を与えます。 脳細胞の数は3歳くらいまで右上がりに増えていきます。そして、その後脳細胞の「間引き」つまり減らすことが行われることがわかっています。この間引きが行われないとシナプス数の増加が鈍くなってしまうそうです。 「間引き」とは実際にどういうことなのかというと「悪い習慣の排除」なのです。 1.感動しない 2.「無理無理、大変、できない」と言う 3.すぐしない 4.途中で違ったことを考える 5.「だいたい出来た!」 6.人の話を聞き流す 7.人を尊敬しない 8.学習したことの確認をしない 9.損得で手を抜く 10.素直に全力投球しない このようなことが習慣になっているとシナプス数は増えにくいですし、技術も向上しにくいですし、土壇場でも力は発揮できません。 世界空手選手権大会で史上最年長優勝を成し遂げた塚本徳臣さんは伸びていく選手の特徴として「心が綺麗」と表現しています。米長名人も若き頃の羽生名人を「目が綺麗」と表現しています。 やはり、悪い習慣を排除していく努力を重ねている人には表に現れるのだと思います。 |
コメント
コメントはありません。
| | mail | url | |
|
この記事のトラックバックURL
http://badminton.ac/blog/tb.php/446
トラックバック
トラックバックはありません。
| | |
|