勝負に強くなる
勝負している時に「迷い」があると力が発揮できないことは皆さんわかっておられると思います。例えば2階と台所を行き来している時に、台所で冷蔵庫を開けた時に何をしにきたのか忘れてしまったという場合などがそうですが、途中で違ったことを考えてしまうとそういうことが起こります。
つまり、試合のラリー中などにああしろ、こうしろという声掛けは余計な思考が働き「迷い」を生む最悪のコーチングになります。ラリー中は思い切って直感に任せるくらいでないと力は発揮されにくいということです。 また、点数差がついて勝っているときに油断することで逆転を許すことが多々起こります。これは「もうすぐ終わり」と考えた瞬間に、脳の血流量が下がり空間認知中枢、前頭葉が活発に働かなくなるためです。ですので、21点を終わりと考えるのではなく、試合が終わりお世話になった人や対戦相手に「ありがとうございました」と感謝の気持ちを表すときが試合の終わりとイメージすることでこの現象を防ぐとこが出来るそうです。 力を発揮する人、強い人の特徴は、「自分で決めてやる」「チームに貢献する」「勝ち方に拘る」「最後の最後まで手を抜かない」など。 弱い人の特徴は「否定後をすぐ使う」「言われないとしない」「勝ち負けを気にしている」「様子を見ながらコツコツやる」など。 こんなところを良い習慣によって悪いクセを直していきたいものですね。 - 脳科学からの教訓 - ◆人間の脳では考えによって一瞬のうちに脳血流まで変化する ◆試合の途中で、勝った、もうすぐ終わりと言った結語を考えてはならない ◆勝負は最後まで勝ち方にこだわる |
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