永遠の0
11日から近畿高校選抜強化合宿が本校で行われました。私は食事や宿泊の手配やらで大忙しです。お金を扱うのは本当に気を使いますね。いつになっても慣れません。ナショナルの選考会に参加していた5名は続けての合宿です。年明けから10日続けての合宿に体の方も悲鳴を上げているようでした。その中でどうするか。「勝て」とは言いません。しかし、怪我や出来ない事がある事をふまえての戦い方もあると思います。桜井章一氏は怪我で足が動かない時のボーリング大会で「足が動かないか...楽しいな...」という考え方で今何が出来るかを試しています。バドミントンではうまく出来ないとき、もしくは上手くさせてもらえない時があります。そういう時に戦い方を考える、工夫する余裕が自分の心にあるかどうかは、こういう機会にどれだけ試せたかが自信につながります。
さて、合宿翌日は休暇をもらい映画を見に行きました。本で読んでいましたが今話題の「永遠の0」です。やはりいい映画でした(一部台詞の内容がありますのでこれから見る方には申し訳ありません)。「風立ちぬ」は零戦の開発者の話でしたが、今度はその操縦士の物語。宮部教官は誰に対しても謙虚に敬語を使い、その上、陰での努力を惜しまない。そういう姿に心打たれました。そして、最後の方の台詞。 「生き残ったのは死んだ者の死を無駄にしない事だ。そして、物語を続ける事だ」 スポーツは死とは直結しませんが、それに例えていうと 「勝ったのは負けた者がいるという事を忘れない事だ。そして、日々鍛錬を続ける事だ」 という事でしょうか。いい映画でした。 |
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