好きなこと
10月になりました。いよいよ国体に向けての準備が本格的になってきます。今年は長崎で行われます。去年は惜しくも決勝で敗れたので今年は勝つチャンスかもしれません。国体はダブルスーシングルスーシングルスの3つで競われますが、選手は3名しかいないためシングルスは必ず兼ねなければなりません。近年の競技力向上を考えると体力的にもかなり厳しい大会と言えるかもしれません。4名の選手登録にしてほしいと思われているチームも多いと思います。が、なかなかそれは実現しないようです。
この9月は本当に色々な出来事があり、心の整理に非常に苦労しています。正面から向き合う、受け流す、新たな発想を試みる、書き出す、身体を動かすなどをしていますが、感情に引きずられては離れ、引きずられては離れを繰り返しています。いよいよ転換期にきているのかもしれませんが、しばらくはゆっくりと自分と向き合うしかないと思っています。その時間をどう作るかも非常に難しいのですが。 先日は学年の校外学習があり、クラスの引率で吉野の方へ行って来ました。いい天気で気温が上がり、担任している生徒たちは汗を流しながら思いっきり色々なアクティビティをこなしていました。教室では見られない一面が見えてとても有意義でした。部活動の生徒たちもこのようなバドミントン以外の活動を組み込むことで新たな一面が見えるのではないかと少し思いました。合宿などでゲーム練習ばかりでなく、山に登ったり、共同で食事を作ったりという活動ももしかすると良いんじゃないかと思っています。勝つためにはとにかく練習するのもわかりますが、やはり色々な体験を10代のうちにしておくことも大切かもしれません。最近では学校行事も減少傾向にあり「とにかく学力向上を」という方向に流れつつあります。しかし、校外での活動時と教室での学習時の表情に大変差があるため、今何が大切なのだろうかと疑問に思ってしまいます。 「好きなことをやって、それがやがて形になり、それを喜んでくれる人がいることが幸せである」 最近ではこの言葉の意味をよく考えることがあります。 |
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