近畿シニア
近畿総合シニアの部ミックスダブルスに出場しました。腰痛から足の方への痺れがひどくなってきており、試合当日は医者から処方された痛み止めを飲んでの大会でした。練習でもあまりペアでコートに入れていないため、当日は不安との戦い。まず館内のランニングからウォーミングアップを始めじっくりと時間をかけようと思っていました。痛みが出る前屈などはあまり行わずとにかく寝転んでユラユラと身体を揺すってほぐしていきました。1試合目はとてもプレーが固く球がほぼ浮いてしまい前へ詰められ大変苦戦しました。試合後「ホームページを見て試合に臨みました!」と声をかけていただき「ありがとうございます!」とお答えした後(・・・今の情報は古いので申し訳ないです...更新作業を進めています...)と心でつぶやいていました。現在はホームページを印刷して加筆修正をしているところです。さて、次の試合まで少し時間もあり、どうしていこうかと考えていましたが、常山のユースオリンピックミックスダブルスの準決勝がyoutubeで見ることができたので、それをストレッチをしながら見ていました。すると、上げるところは大きく上げているのですが、前へ沈めていくハーフショットの使い方がとても巧みで、その時にはしっかりと足を入れながら打つので相手は前へ出られないでいました。強い球で押し込んだとしてもそれを切り返されればペアにも負担がかかる、強い球を打つような入り方で相手にはネットよりも下で触らせる。これは真似するしかないなとイメージトレーニングをしていました。
さて、2回戦は大阪でも決勝を戦った強豪ペアです。上手く回られると勝つのは難しいかな...とふと思いましたが、そんな思考は全くプレーに好影響を与えません。すぐに「イメージトレーニングを活かそう。笑顔を絶やさずに。」と切り替えました。試合が始まると以前よりも相手のプレーが固く見え、得点は競り合いで進んでいきました。危ないところでの相手のエラーにも助けられ、終盤点数差を付けられたことで逃げ切りました。決勝戦も大阪のペアです。以前に勝ったことはありましたが「勝ったことがある」のと今では全く違うこともあり、自分の過去の記憶に酔うことは危険だと思いました。試合が始まって、相手の巧みなネット前へのつなぎに完全に足を止められノータッチエースを取られましたが、その次はリスクはありましたが相手のそのショットにヤマを張り前へ出て行くことでプッシュで詰めることができました。これで相手はどうでてくるかを見ていましたが、あまりそのショットを使わなくなっていきました。足を入れてのハーフショットと奥への押し込みの打ち分けもうまくいき、ペアの前への詰めも功を奏して優勝が決まりました。 試合運びでは相手に得意ショットを打たせたくないという気持ちが働きがちですが、相手の得意ショットをまず体感し、対策を練る方が良い展開に持ち込めると思います。ただ、決められた瞬間に自己否定や諦めが入ると対策を立てるどころではなくなります。相手に凄いショットで決められたとしても、それはリズムやタイミング等が合っていたということもありますので、悲観せずにどうずらせば自分にチャンスがくるのだろうかという試行錯誤を始めるチャンスだと思えば気持ちを切り替えられると思います。「完全に勝つには相手に得意球を使わせる」というのはやはり本当です。 |
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