辻メソッド実践ちう
二週連続平日の夜に奈良の社会人の練習に参加させてもらいました。そこではくじ引きでペアが決まり、勝ったら上番号のコートへ、負けたら下番号のコートへという、私の学校でも採用していた練習試合形式のものでした。合計で7から8ゲーム入れるのですが、最初の2、3ゲームは調子が良いのですが、後半部分に入ると足が止まってくるのがはっきりとわかり、ロングサービスに煽られ、スマッシュは前で切り返され、ロビングなどもアウトにしてしまい、前衛では当て遅れるという、エラー原因を絞るにも多すぎてなにやらわからんという状態になってしまいました。季節の変わり目で気温も下がっていて、体が熱くなるまでも粘れずに少し寒い…というなんとも不甲斐ない状態でした。シニアまであと2ヶ月というところですが、果たしてこの調整や如何に…という感じですね。練習場所の確保に右往左往している状態ですし。まあ、ともかく「今に生きる」「有難い」「一所懸命が楽しい」を常に心で唱えながら、認知脳がいろいろな事象にレッテルを張りまくることに囚われないように「上機嫌の価値を得られるように」を意識して生きています。
台風が北上してきていて、本州を縦断するような予想も出ています。教室では「前の台風の影響で家の方の修繕や対策は大丈夫ですか?」と聞いてはいますが、ぽかんとしてる様子で「ただ休みになってほしい」というそれだけが希望とも取れる雰囲気に「そんなに学校って辛くて面白くないのかな」と少し悲しくなってしまいます。学ぶ喜びは皆体験して知っているはずなのに、目の前の進路への不安が先立って身動きが取れていないようにも思えます。 「本当は何が起こっても大丈夫なんだけど」 と呟きそうになりますが、先生がそう言ったから流される〜と人のせいにしそうな雰囲気もあるのでそんな「本当」のことは言いません(笑)その辺りは自ら学んで、つかみ取ってくださいということです。中には大学入試の要項が届きました〜と言いながら「どうすればいいんですか?」などと聞いてくる人もいるので、「どうすればいいかはまずよく読んでから、また聞いてね」と手順のみを言っています。自分の人生の選択を安易な気持ちで人を頼ってくるので、「それだけはご勘弁を。私はあなたの人生を生きられないからね。」というメッセージを暗に含めています。その辺り私は非常に冷静に眺めているので「なんで自分で行動しないんだッ!!君の人生だろッ!!」なんてことを強く説教する気は全くありません。言ったところで変えられないしね。自分を変えられるのは自分だけです。 そんな3年生達を担任しながら、もはや心の向くままふわふわしています。「頑張らない」、でも「一生懸命やる」というそんな感じで生徒と向き合っています。好き嫌いはあるでしょうがそれは人間同士あって当然。人にそういったレッテルを貼ったことに縛られないように上機嫌を保ちましょう。
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