なんとか1ヶ月
長〜い4月がようやく終わりました(笑)。バドミントン部は新入生を含め8人くらいになりました。カットネットやスマッシュネット、1点返しなど、少しづつ負荷を上げながら練習をしていっていますが、なかなかきつそうでめげそうな生徒もいます。その辺りを見極めながら休憩やゲームを入れていっています。いろいろな手本を見せたいのですが、その相手としてまだまだつなぐこともできないので部分的にしかできないところが少し残念です。ある意味正確な手投げなどを入れながらショットの練習をしていっています。先日は部員ではないのですが男子生徒が「ちょっとやってた」みたいな感じで来て「打とう」というので少し相手をしてあげました。フラフラになるまで振り回してあげましたが、終わった後はなんとなく「やってみようかな」という顔つきにはなってました。また来るかはわかりませんが、中途半端に来られても指導のしようがないので「今度は自分のラケットを持ってきてね」と言っておきました。
自転車での通勤もようやく回数を重ねることができて慣れてきました。しかし気温が上がって来ているので学校に着くと汗だくです。更衣室で着替えるのですが、夏になるとどうなるんだろうかと心配です。教室ではまだまだ様子見なので気を使いますが、やるべきことを一つ一つ処理していきたいと思います。 |
はじまりのはじまり
授業が始まって数日が経ちました。私は英語を担当していますが「会話が受け入れられる」経験が少ないため、アドリブがきくかどうかでいつもビクビクしてしまいます。通勤時間が長くなったのでその間に英会話を再度聞いていますが、まだまだ自信がありません。息子にも音声を渡して、受験3ヶ月前から寝る時にずっと聞いてたらしく、今では高校の英語の授業でネイティブの先生が話されていることがほとんどわかり、冗談で笑うことが出来たと喜んでいました。これは!!と思い立って始めた次第です・・・(情けない親父です)。
バドミントン部には新入生を含めて5〜6人くらい来てくれています。力で飛ばそうとする人や当たらない人など様々ですが、昨日はバックハンドの練習をしてみました。回外、外旋運動とラケットヘッドスピードを高めるためのコツを少し説明してやってもらうと、インパクトで「パシッ!」と時々打てる人も出てきました。しかし、あまり言い過ぎるとフォームのタイミングがバラバラになり全く当たらないという状況も出てきました。でも失敗を恐れないように声をかけながら見守るようにしています。今までの癖というものはなかなか抜けないものですが、少しずつでもバドミントンがうまくなるように何かを伝えていきたいと思っています。 |
全国選抜学校対抗連覇達成!
全国選抜大会は学校対抗「優勝」連覇という有終の美を飾ることができました。観客席からの応援でしたがそれぞれが持ち味を出し、格上と評される相手に真正面から立ち向かった結果だと思います。東大阪大学柏原高校はこれからも軌道に乗ったままで突き進んでくれるものと確信しました。選手達は帰って早々全国有力校ランキング大会に出発していき、もう夏に向けてのハードスケジュールが始まっているんだなと思いました。
そんな中、今までなかった休日を息子と釣り堀などに出かけ、いよいよ4月から東大阪大学敬愛高校へ勤務することになります。初任者研修で覚えることの多さとまだ顔を合わせていない女子生徒相手への不安さに押しつぶされそうですが、あらためてバドミントン部を創部して一から始めようと考えています。そのためには今から色々と準備していかなければなりませんが、とにかく1日も早く職場に慣れ、新たな挑戦の場として基盤をおきたいと思います。 夜の練習で長男と組んでダブルスをしました。私はあまりゲーム中にとやかくは言わないのですが、今日は「言ってみる」ことを試しにやってみました(言われている方は大変ですが...)。 ・ジャンプが多すぎてタイミングがずれている (ジャンプショット時にエラーが多い) ・ジャンプ時は上昇中に打つのではなく下降時に重力を利用するイメージでラケットを振り下ろす (前への飛び込みでプッシュがバックアウトする) ややプレーは柔らかくなっていきましたが、大きなショックとともに気づかないと自分を変えていくことは難しいと思います。そういうきっかけに常にアンテナを張っておくことは大切ですね。 |
息子の指導!
期末考査中で早く帰宅できる機会があり、そういう時には1時間半くらいの山歩きに出かけます。時々家族で歩きますがいろいろな話をしながら歩くのも楽しいものです。いつもすれ違う息子の友人のおじいちゃんは毎日もっと長い3時間くらいの道のりを歩いておられるそうでとても元気溌剌とされています。足の衰えはそのまま気力も衰えると思っていますので、ランニングも続けますが、それ以上に歩くことはこれからも続けていきたいと思います。先日は17時くらいからしか出られなかったので途中の神社まで息子とランニングしました。最後の社までの階段がそれはきつく、しかし負けられないという意地を出しながら走り切りました(息子は合わせてくれていたようですが・・・)。
夜の社会人の練習では、あまり人数が集まらなかったので次男と練習していました。動き出しを「踵で蹴る」ようなイメージを持っていたらしく、その下半身のアンバランスさから上半身がスムーズに連動せず、動くことにとても筋力を使っているように見えました。 踵で蹴るというイメージよりも踵に体重を落とすことが動き出しのスイッチになる 動き出す方向に対して両足を縦に位置させる などを伝えました。しかし今度は上半身がアンバランス。特にラウンドの入りは転びそうに後ろ走りしています。まだまだ蹴るイメージが強く上半身と下半身のつながりのタイミングがバラバラです。右利きなので右肩甲骨を床に落とすようなイメージで半身を作りそれに伴って左手を出してバランスを維持、蹴りださないということは左足を抜いて身体を時計回りに反転させるようなことを話してみました。ややスムーズに身体を持っていっていました。 さて、今度は弟の息子とシングルスのフリー。しかし、取らなければならない!決められたくない!という気持ちが強いのか構えから力が入り、一本のクリアで奥に追い込まれます。遅れるともはや逆サイドには行けず簡単にエースを取られます。見ていると相手が「打った」時に全くタイミングがとれておらず、来た球に対してなんとかしようと「頑張っている」状態でした。息子にそれを聞いてみるとタイミングは意識していないということ。 「ラリーが始まるサービスの瞬間から歌を歌え。ラリーテンポに合う歌を選曲すること。」 そう伝えてラリーを始めると前よりはスムーズに動き出せていました。ただ、声に出して歌ってはいなかったので、何を歌っていたの?と聞きました。しかし、恥ずかしそうにその歌は教えてくれませんでした(笑)。 まだまだぎこちなさがありますが、そんな姿を見ているのも楽しいものです。 |
近畿シニア
近畿総合シニアの部ミックスダブルスに出場しました。腰痛から足の方への痺れがひどくなってきており、試合当日は医者から処方された痛み止めを飲んでの大会でした。練習でもあまりペアでコートに入れていないため、当日は不安との戦い。まず館内のランニングからウォーミングアップを始めじっくりと時間をかけようと思っていました。痛みが出る前屈などはあまり行わずとにかく寝転んでユラユラと身体を揺すってほぐしていきました。1試合目はとてもプレーが固く球がほぼ浮いてしまい前へ詰められ大変苦戦しました。試合後「ホームページを見て試合に臨みました!」と声をかけていただき「ありがとうございます!」とお答えした後(・・・今の情報は古いので申し訳ないです...更新作業を進めています...)と心でつぶやいていました。現在はホームページを印刷して加筆修正をしているところです。さて、次の試合まで少し時間もあり、どうしていこうかと考えていましたが、常山のユースオリンピックミックスダブルスの準決勝がyoutubeで見ることができたので、それをストレッチをしながら見ていました。すると、上げるところは大きく上げているのですが、前へ沈めていくハーフショットの使い方がとても巧みで、その時にはしっかりと足を入れながら打つので相手は前へ出られないでいました。強い球で押し込んだとしてもそれを切り返されればペアにも負担がかかる、強い球を打つような入り方で相手にはネットよりも下で触らせる。これは真似するしかないなとイメージトレーニングをしていました。
さて、2回戦は大阪でも決勝を戦った強豪ペアです。上手く回られると勝つのは難しいかな...とふと思いましたが、そんな思考は全くプレーに好影響を与えません。すぐに「イメージトレーニングを活かそう。笑顔を絶やさずに。」と切り替えました。試合が始まると以前よりも相手のプレーが固く見え、得点は競り合いで進んでいきました。危ないところでの相手のエラーにも助けられ、終盤点数差を付けられたことで逃げ切りました。決勝戦も大阪のペアです。以前に勝ったことはありましたが「勝ったことがある」のと今では全く違うこともあり、自分の過去の記憶に酔うことは危険だと思いました。試合が始まって、相手の巧みなネット前へのつなぎに完全に足を止められノータッチエースを取られましたが、その次はリスクはありましたが相手のそのショットにヤマを張り前へ出て行くことでプッシュで詰めることができました。これで相手はどうでてくるかを見ていましたが、あまりそのショットを使わなくなっていきました。足を入れてのハーフショットと奥への押し込みの打ち分けもうまくいき、ペアの前への詰めも功を奏して優勝が決まりました。 試合運びでは相手に得意ショットを打たせたくないという気持ちが働きがちですが、相手の得意ショットをまず体感し、対策を練る方が良い展開に持ち込めると思います。ただ、決められた瞬間に自己否定や諦めが入ると対策を立てるどころではなくなります。相手に凄いショットで決められたとしても、それはリズムやタイミング等が合っていたということもありますので、悲観せずにどうずらせば自分にチャンスがくるのだろうかという試行錯誤を始めるチャンスだと思えば気持ちを切り替えられると思います。「完全に勝つには相手に得意球を使わせる」というのはやはり本当です。 |