構えの大切さ
2005ワールドチャンピオンシップス、男子ダブルス決勝での一場面。
インドネシアのチャンドラ・ウィジャヤ(左)とシギット・ブディアルト(右)の構えをご覧になっていかがでしょうか?相手からの鋭いスマッシュをチャンドラが2本返した後です。シギットの前傾、右足つま先立ちに対して、チャンドラの重心は両足の間、足はしっかりと地面を捉えています。この構えを如何に速く作るか。もはや筋力だけでなく、股関節によるバランスの傾きをいち早く察知する感覚(センサー)の勝負になります。 この後、チャンドラは3本目のアタックに対してリターンで押し切り、相手はスマッシュを左側にサイドアウトしてしまいました。 ![]() |