試合から得るもの
今日は練習が休みでした。大会で力を出せた者、出せなかった者が一緒に集う場所に明日は顔を出します。しかし、この「力を出せた」「力を出せなかった」と客観的に評価するのは指導者の役割ですが、やはり「結果」が伴わないと、そこでのいい評価も聞き入れられないというのが現実です。ある意味、勝利は「麻薬」です。何をしてでも「勝利」を得た瞬間に、それまでの間違いなども受け入れられてしまうのです。例えば「体罰」でさえもです。
しかし、アマチュアなのに結果に大きく左右されるのは、本当は危険なことだと思います。選手達の能力や楽しみまで奪ってしまう可能性があるからです。特にバドミントンにおいて日本は中国などとは全く違う基盤に成り立っています。金銭に偏りきっていないところはまだ大丈夫だと思います。「スポーツを通して人生を生き抜く」という精神は忘れてはならないと私は考えます。 |