新入生に向けての言葉
新入生を迎え、めまぐるしい日々が続きます。お互い緊張の中、「担任」として接する時間が長く、話す内容にも気を使います。
とりあえず聞いてくれそうな時期なので(?)、森信三先生の「真理は現実のただ中にあり」より、「志を立てて生きる」の話をしました。親の気持ち、人生は一回限りのマラソン、幸せという人生の種まきとその具体的実行方法、人としての最低限の「紙くずを拾う」という義務、腰骨を立てて決心を貫く、毎日の3つの心がけについて引用しながら黒板に板書。難しいです。意識を失っている者も数名(笑)。 「勝つこと」のみを意識して(させられて?)きた数年間の生徒達にとっては退屈な話だったかも知れません。「勝って不幸になる人生もある」という米長邦雄名人の言葉が少し理解できたような感じがします。そうならないように気づいて欲しいと思っています。 “道徳は説教するのではなく、まず実践することが大切”という言葉のもと、更なる精進が試されます。 |