合宿も終わり・・・
年始から始まった全日本ジュニア研修合宿に続き、この週末は近畿強化合宿がありました。前回は男子の責任者、今回は幹事ということでなかなかの日々でした。宿泊所では外部の指導者との積もる話し合いもあり、大変良い時間を過ごすことが出来ました。合宿が終わると日常に戻りましたが、少し心身ともに戻らない状態であったので、翌日は半日休暇をいただき、朝から山登りに行ってきました。山に入る前に麓の神社に初詣をすませ、その横から山道に入っていきました。空気は凛と締まり、上の方へ上がると時折聞こえる街の車の音以外は静寂に包まれています。葉の落ちた木々の枝を見ていると、少しも他の枝の邪魔をしていない様子を見て自然は凄い意思の元動いているなと感じました。時折ガサガサと歩く大きなキジに出くわすこともあります。夏はスズメバチに刺されましたが...。行き交う人との挨拶も気持ちよく、山道を掃除している方もいらっしゃいました。朝から歩くことは少ないのですがやはり朝からは良いものだと思いました。
夜間は社会人の練習会がありました。年が明けてから初めての練習でもあり、股関節の痛みもまだ若干残っているので不安でしたが、それなりに楽しく出来ました。ただ、肩関節後ろの筋肉に痛みがやや走り、スマッシュにおいて肩がまわしにくい状態になりましたが、なかなか開き直ることが出来なくて、強い球を選択している自分がいました。インナーマッスルのトレーニングを少しやっていこうかと思っています。 |
全国選抜近畿予選
今年最後の試合、全国選抜近畿予選が12月に行われました。本校は個人戦では権利を得ているので、学校対抗戦のみの出場です。第1シードのため昼からの試合になりました。緒戦は京都府です。第2ダブルスに1年生ペアが出ましたが、積極的に前に出て押し込んでいきました。ファイナルにもつれるものの上手く押し切り1ポイント。来年につながりそうないいダブルスでした。3−0で勝って決勝へ。決勝の相手は滋賀県です。やはり11月の時に比べて強くなっている様子で、兵庫県をしっかりと破って勝ち上がってきました。第1ダブルスは上手く沈める球を使いながらリードを奪い1ポイント先取。第2ダブルスはファイナルにもつれ込みました。11点を先取してチェンジコート。そのままリードして17−12まで行きましたが、そこからの2ポイントを取られたことに納得がいかなかったのか何となく嫌なムード。17−14の時に「ここがヤマかもしれないな〜」と感じました。しかし、相手の前に出る勢いは止まらず、こちらはぶんぶん振り回すだけの棒球。相手の目先を変えるような高低差、左右の変化があれば相手が出てきたとしても相手の勢いにも変化は生まれるのですが、もっと強く、もっと速くと考えてプレーしても、そういう「考えた」ショットは実はそれほど強く速くはなりません。逆に浮いたり遅くなったりしてしまうものです。「相手にしない」という逃げではない、戦術の変化が出来るかどうかがこういう状況では試されるのだと思います。攻める=スマッシュ、守る=ロブ、クリアという固定観念はプレーの幅を狭めます。何が得点につながるかは本当にわかりません。一辺倒の戦術では相手の変化についていけません。「自分のプレー」よりも「得点できる確率の高いプレー」をどう選択できるか、そこが難しいですが挑戦すべき課題だと思います。
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