新年が明けました。
年が明け、2泊3日のスキー家族旅行から、年始の合宿が終わり、新学期が始まりました。あっという間の冬休みです。生徒たちは年末の選抜予選、年始のジュニア合宿、近畿合宿など気の抜けない日々をすごしてきました。本当にバドミントン一色の生活だったと思います。
バドミントンで勝つためには色々な言葉が用意されています。 「集中」「継続」「我慢」「感謝」など。しかし、一番根底にある大切な言葉は、やはり 「バドミントンが好きか?」 であると思います。 結果から「辛さ」や「焦り」などが生じるるかもしれませんが、この気持ちを忘れないようにしてほしいと思います。 人生初のゲレンデ年越しでした。−8℃でした。 |
思い込みを思い切る
全国高校選抜地区予選もなんとか通過し、2010年もいよいよ終わりです。しかし、今まで挑戦者だった心理状態が、いい結果が出た後、「勝たなければならない」心理になるという恐ろしい状態も経験し、いい薬になったかもしれません。
あくまでも目標は高く、一つの勝利にも客観的に反省する心構えが大切であると思います。来年は「運」をつかめるでしょうか。 私事ですが、肘部管症候群の手術から数年が経過します。尺骨神経(赤)の部分はまだ筋肉が痩せています。 「この握り方でしか打つことができない」と思い込んでいましたが、思い切って変えてみると意外に体は反応してくれるものですね。 「思い・・込み」と「思い・・切り」の差は歴然。「思っても追いかけない」ように、彷徨(迷)う心と来年もうまくつきあっていきたいものです。 |
不安感からの迷い
社会人の試合がありました。シングルスを試したくて出場しました。
プレー中、靴の中で靴下がよじれることが多く起こり、違和感を我慢していました。つま先着地が多く、足裏全体を上手く使えていなかったのかもしれません。おそらく“緊張”していたのでしょう。フォア奥からの処理はスムーズにできていたと思いますが、ラウンド奥からのショットにまだまだ不安感が残っていました。インパクト前に違和感を感じ、無理やりクロスショットを打ったり、とりあえずカットで逃げたりと迷っていることがはっきりと自覚できました。 スマッシュの対応も強いリターンしかできず、振り返るとカットへの対応を意識しすぎて、ポジションが前へ前へ移動していたように思われます。 難しいですね。まだまだです・・・。 |
イチロー選手の言葉
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全日本シニア選手権大会
全日本シニアでダブルスとシングルスに出場してきました。直前までの練習で「ダブルスの調子は上がってきていた」という意識が逆にプレッシャーとなったのか、「負けられない」という変な状態に入ってしまいました。やはり、自分達のプレーの良し悪しにこだわり、「うまくいかない原因は何か」と自分達の中だけを探っていた感じがします。試合はどうやって相手に勝つか、なんですが…。
一緒に練習していた虻川・林さんペアは、持ち前の実力が発揮され見事優勝です。おめでとうございます。いつもどおり「挑戦する」気持ちが大切ですね。 シングルスでは、実戦経験が少なく全くの未知数での挑戦でした。緒戦から神奈川県の方と対戦しました。バックハンドからのリターンの強さに大苦戦しましたが、何とか隙を突いたクロスカットで逃げ切ることが出来ました。次はシングルス連覇中の上田さんとの対戦です。どのくらいできるのだろうなどと考えずに、とにかくゲーム中「落ち着いて」「集中して」とばかり自分を励ましていたように思い出されます。速く強く高低差をつけた正確なロビングとヘアピンのコンビネーション、ストレートクリアとクロスカットの打ち分け、後ろからアタックした後の前への突進力。強かったです。負けてしまいましたが、体験できたことが今の自分へのご褒美となりました。決勝は上田さんと土屋さんとの対戦でした。お二人とも私と同期です。来年に向けての大きな励みになりました。 --合掌-- |