生徒の次は・・・
近畿大会が終わりました。単複とも勝つことができてほっとしていますが、まだまだ全国には・・という感じです。
さて、週末は私の試合が待っています。実力は100%出ないことを受け入れ、体を信じて集中していきたいと思います。ここ数日の冷え込みが最大の敵かもしれません。しっかりと準備をしてバランスを保つことで怪我を防ぎたいと思います。 「挑戦」する謙虚な気持ちで、ひとつひとつ感じていければ、その瞬間に存在できると思います。 |
順境と逆境に「自分」を出さない
フォームの改善を日々生徒達は行っています。細かいところを気にしながら「あ〜でもないこ〜でもない」と。少しずつ変わってはショットが乱れ、また不安になるという繰り返しです。
また、打ったショットの出来を次の瞬間に評価するため足が止まり、タイミングが取れないこともあります。ラリー中はショットに評価を下さずに、結果のみをイメージすることが大切です。余計なコーチは必要ないのです。 さて、フォーム改善でショットがよくなったとしても、「うまくなった」「これが繰り返しで来たらいいな」と思うこともあるかもしれません。しかし、ラリー中に「上手くいったぞ!よしよし」とか逆に、うまく行かないと「何でそうなるんだ!」と批判コーチに顔を出させてしまうと、その瞬間に集中力が切れてしまいます。結局、自分自身を褒めても叱ってもイイことは起こらないのです・・・ってさびしー感じですね。 最近、自分のくせに気付きました。 大差で負けている時は「次(の波)につなげる」ことしか考えていないので集中力は続きます。 しかし、大差で勝っているとき、ミスに対して「あら〜なんでこんなミスするんだろ、今のはこうだろ〜」というような、半分おどけたように「言葉」に出して言ってしまっているのでした。 「まだまだ大差で勝っているから大丈夫〜♪」 と、結果を意識した油断している態度です。次の瞬間、もはや集中力は途切れています・・・。 人は逆境に耐えることは簡単ですが、順境に耐えることはなかなか難しいのです。試合中は結果を考えないように、ラリー直後からラリー間のルーティンをしっかりと行うことがイイ結果につながるものと考えます。 |
ランニングの効果
ふと机の中をのぞくと、生徒達に配ったヌサマハスリの資料に目が止まりました。ここ最近、コート内で足が動かないような感じがいてきていたので、もう一度読み直してみることに。
フォア奥は云々・・・トレーニングは云々・・・、のなかでランニングは一日に60分というところに目が止まりました。1回20分、一日3回に分けて行ってもいいといいことなので、とりあえず「毎日20分走ろう」と決めました。 ランニングのイメージは「肺が苦しい」「足が重たい」というマイナスイメージしか湧かなくなっていましたので、「最初はゆっくり、絶対に頑張らない」ことを心がけました。 試合会場でもせこせこと時間を見つけては走りながら二週間ほどたちました。すると、面白いものでややペースを上げてもそれを維持できるようになってきました。しかし、油断は禁物。「頑張って苦しくなる」とまた嫌なイメージが沸き起こり、ランニングが嫌になります。マイペースを維持。 コート内では前の球をロビングした後、センターへの戻りが楽になった気がしました。なぜなのか不思議に思いました。別にジャンプやダッシュなどの瞬発系のトレーニングをしたわけでもないのに。 ランニング中のフォームにも変化が現れました。股関節の前部、腸腰筋が刺激されているような感じになってきました。もしかすると、膝挙上運動がスムーズに行われるようになったことで、以前に比べて出した足を着地する位置がうまく修正されたのではないかと考えられます。 ランニングは心肺機能向上にいいと言われますが、それ以外にも股関節のインナーマッスルトレーニング、全身のバランス保持力向上に効果があるのかもしれません。 |
国体で得たもの・・・?
千葉国体が終わりました。緒戦がすべてのトーナメントでしたが、「運」がよく3位まで行くことができました。選手達にとってはいい経験になったと思います。
5泊6日という長期滞在でしたが、交通の便が悪く、時間計算に追われまし。まだ5時半起きの習慣が抜けません。ふと目が覚めてしまいます・・・。 佐藤選手(千葉県)の試合を久しぶりに見ました。アタックの速さと正確さはやはり凄いものでした。その上を行く世界の選手達はもっと「高さ」をうまく使うのだろうと思いました。 今日は生徒達はストローク練習をしました。クリアとカットの打ち分けですがクリアは甘く、カットは浮いていて長い・・・かミス。しかし、しつこく続けるとコントロールしていく様子が分かります。優勝県の選手は「ミス」しそうにないインパクトを連続させます。 今の高校生に必要なのは「凄いショット」よりも「ラリーの組み立て方と正確さ」なのかも知れません。根底に「ぶれない体勢」はもちろん必要ですが。地道なストローク練習を如何に試合をイメージしてできるか。周りからの「声掛け」も大切ですが、本人の「意識」が上達への大きな割合を占めることは言うまでもないでしょう。 |
バランスディスク
上海体育学院に行った時に中国選手がこの「バランスディスク」を使ってトレーニングをしていました。
面白そうなので早速購入。1000円くらいから購入できます。 片足で乗ったり、座って乗ったりとバランスをとります。これがなかなか股関節のいいトレーニングになります。生徒たちもやってみると結構きつそうで楽しそうにやっていました。 足首、股関節のインナーマッスルトレーニングにはいつでもできて最適ではないでしょうか。 |