人生の極意
今日から全国私学大会のため神奈川県に入りました。まだ時間があるので読書をしっかりとしようと思っています。
「運を育てる」米長邦雄著 を読んでいます。 将棋に関する本ですが、この本、本当に面白いです。今、頭の中で考えてるのが、人生の極意、 「運・鈍・根」 「深沈厚重・磊落豪雄・聡明才弁」 という言葉です。鈍、深沈厚重が最も大切だということです。今まではバドミントン以外のスポーツ、武道に関する本が多かったですが、将棋という新しい世界に触れることができ、人生の奥深さに触れています。まだまだ理解には時間がかかると思いますが、じっくりと読み込んでいきたいと思っています。 more>> |
白石豊先生
ふと立ち寄った本屋でぶらぶらと探していると、「白石豊」の名前に目が止まりました。数年前から日本バドミントン指導者連盟に所属させてもらっており、この先生のメンタルに関する講義が行われたことは知っていましたが、仕事の都合上、聞きに行けず少し残念に思っていました。
本のタイトルは「本番に強くなる」です。まあ、ありきたりなメンタル本かなと思い、ちらちらと中身を見ると「セルフイメージ」の言葉が。辻秀一先生の「スラムダンク勝利学」で出てきた言葉なので「なるほど、これね」と思って読んで行くと、外的プレッシャーに対して「おう!きたか!」と言ってみようという文字に反応して購入決定。 しかし、読んでいくと、とても深いのです。「メンタルタフネス」のジムレーヤーを始め、沢庵禅師、精神集中を利用したスポーツ自然上達法の「インナーゲーム」、ヨーガ、ゾーンと呼ばれる領域など興味を刺激されるキーワードがいくつも出てきました。何よりも先生自身が「座禅」を20年以上も続けておられるということに感動し、一気にファンになりました。 「その本は今の自分に読まれるべくして読まれている」 とはまさにこのこと。本との出会いは偉大なる人物との出会いです。数日で読んでしまいましたが、私への指導書の一つとなりそうです。早速、参考文献となっている書籍を4冊ほどピックアップして注文してしまいました。 「本番に強くなる」 白石豊 筑摩書房 |
山岡鉄舟
整理整頓の話を子供にしてみようと、「一流の人」というキーワードで検索をかけてみたところ、大変参考になるサイトを発見しました。
「必ず身につけたい11の習慣」というサイトです。 大変多くの書物から勉強されており、まだまだ私が読んだ本の量など微々たるものだと知りました。その中でも印象に残ったのが、「一流の人と出会う方法」です。思えば私も書物の中でいろいろな人と出会ってきたように思えます。「今読んでいる書物は私(自分)のために書かれているものだと思え」という言葉を常に思い出し、余計な先入観を持たないように気をつけながら読むようにしています。 今日は久しぶりに本の紹介です。 山岡鉄舟「剣禅話」高野澄訳 この本は、原文と現代文訳が並べて書かれてあり、量は少なめですが非常に内容の濃い本となっています。特に興味を持ったのは「欲を捨て・・・今を生きる・・・」という禅の考えだけでなく、剣での悟りがすべてに通じることを悟った山岡鉄舟の生き方が日記のように書かれているところです。一流といわれる人は、何か一つ極めているものがあるのだと思います。それがすべてに応用され何事においてもすばらしい力を発揮するのでしょう。 この本も常に枕元においてあります。 |