<勝負脳>の鍛え方
「北の国から」さんのオススメにより、早速本屋にて購入し読みました。脳と心の関わりから如何に勝負に勝つかという脳外科医からのアプローチで大変興味をもって読みました。
まず、脳の治療を受けている患者さんは、アドレナリン系やセロトニン系の神経を使う「暗い人」よりも、ドーパミン系の神経を使う「明るい人」のほうが病気が治りやすいということから始まり、ドーパミン系の神経群の中でも、海馬回(記憶)、扁桃核(感動)、視床下部(意欲)、側坐核(好きになる)、尾状核(感情をこめる)、嗅結節(香りを嗅ぐ)、前頭野連合(よく考える)を情報が通ることで「心」が生み出されているということでした。 この心を使って、勝つという「目的」のために、どう勝つかという「目標」、つまり記憶したプレーイメージを再現する必要があるわけです。また、「なんとなくうまくいきそうだ」という空間認知知能をドーパミン神経群を使って鍛え、姿勢をバランスよく保ち、力を発揮する事が大切であると書いてありました。 では、ドーパミン系の神経群やイメージ記憶力を鍛えるにはどうすればいいのか。 性格を明るくして前向に思考し、何事にもやる気を持って気持ちを込めて行動し、向上心とその努力を楽しみ、感情を大切にすることが大切である。 という結論です。 それを実践するために、日々の積極的なストレスと回復のウェーブから生まれる「メンタルタフネス」も大切なんだなと感じました。 <勝負脳>の鍛え方 林成之 講談社現代新書 |
メンタルタフネス
上達方法のメンタル面で参考にさせていただいた「メンタル・タフネス」ジム・レーヤー著です。ストレスを自ら作り、そこから回復する過程でさらにタフになるという考え方は、「ストレス、ストレス」と叫んでいる今日の人にとって、大変参考になる教科書だと思います。本来、人はやる気に満ちている状態が普通であるのに、やる気が出ない時があります。その状態をよりアクティブに生活(回復)することで、やる気のある状態を維持する。マッサージチェアを使ったり好きなものを食べる、などもいいかもしれませんが、それだけではストレスから逃げているだけかもしれません。
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和顔愛語
親父が本を出版しました。「わげんあいご」と読むそうです。小学校校長を退職してから、若い先生に向けた学級指導支援の本です。私もこれから読んで、いろいろと参考にしたいと思います。本に関してのお問い合わせはこちらまでお願いします。
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禅ゴルフ
「禅」というタイトル文字から選んでみました。予想以上に真剣に取り組むことができました。「シャンバラ」という伝説の国の話も出てきました。奥深いです。ゴルフとバドミントンの競技時間差はありますが、共通する考え方が多いです。アメリカに思想を伝えた鈴木俊隆氏は様々な分野に影響を与えたのだと感動しています。
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