緩めた瞬間
先週の日曜日試合がありました。15点3ゲーム、サービスポイント制のダブルスに出場し、1−1のファイナルゲームを迎えました。相手の強いショットに「対抗」する意識ばかりが働き、ラリーの主導権を握れないでいました。スマッシュやドライブに対しても、強すぎる(アウトであろう)ショットに手を出してしまい力みがいっそう強くなるばかり。12−12オールであったと思うのですが、相手からのドライブショットを見た瞬間にシャトルのコルクがはっきりと見えました。もちろん半身になって見逃し「アウト」。そのまま15点に達し勝つことが出来ました。
力んでいる時はシャトルが白い線のように見えていたのを覚えています。しかし、力みが抜け緩めた時はシャトルがはっきりと形で見ることが出来ました。周辺視ではなく中心視ができたからということもあるかと思いますが、試合の最初から最後までミスがあろうとなかろうと「緩め!緩め!」と意識しながら身体を動かしていたのが功を奏したのかもしれません。今でも勝ったことよりその瞬間のイメージが頭から離れません。 |