社会人練習会
日曜日、火曜日と社会人の練習会がありました。特に日曜日は初めて参加したところだったのでいろんな人と練習することができました。少し家族が体調を崩しているので私も今ひとつだったのですがシニアらしい長いラリーに息が上がっての体の“痺れ”を感じながら楽しむことができました。やはり体の上下動をあまりさせずにタイミングをとる人の方がラリーも長く攻めもきついです。しかし、頑張って動いてはいるのですが上下動の激しい人は色々な場面でエラーが多く、こちらからの誘いにも上手く乗ってくれます。逆にタイミングを取っていない場合は前後に揺さぶるとコントロールされていない球を出させることができました。
ゲームの中では「流れ」というものがやはりあり、良いプレーや良いショットが出ても得点につながらない時があり、また良い展開に持ち込む前にことごとくつぶされる時もあります。そういう時には結果を意識しないように如何に目の前の1点を取るかに拘り、 サービス時のタイミングを変える 沈めていく 大きな展開に持っていく 前に出てみる センターをしつこく狙う 弱い球を入れる など色々と試します。それでも何ともならない時もありますが(笑)。 中には結果に意識がいくのか徐々に元気の無くなっていくペアもいました。気持ちはわかるのですが手を抜くことはできません。そういう時は「私は相手の為にさらに高い壁になり、相手がそれを超えようとすることでもっと強くなってほしい」と考えるようにしています。相手の勢いが無くなってくると、それに伴って最小限の力で勝とうとする「欲」が出てきてしまうのですが、そうなると自分の力が伸びません。よりショットをコントロールし、より相手のタイミングを盗むことを意識します。相手の力を「スカウター」のようなもので値踏みしてしまう習慣から脱却する為にそういう「欲」を常に観察し、流されないように気をつけています。 ※スカウター:アニメ「ドラゴンゴール」に登場する相手のパワーを数値化する装置 |
サービス試行錯誤
週末はとてもいい天気だったので山登りウォーキングに行きました。鳥の声も高く、ふとよぎる湿った暖かい風に春を感じました。
さて、最近の練習ではやはりサービスが相手のプレッシャーによって浮いたり短くなったりするのでどうしたものか考えています。フェイスブックを覗いていると日本リーグでのユニシスの練習風景の動画がアップされていたのでじっくりと見てみました。やはり肘を上げてシャトルに対してしっかりとラケットヘッドをセットし、インパクト時にはラケットがほぼ水平になる状態で打っていました。肘伸展がメインではなく、前腕の中央辺りを回転軸にして肘を下げることでコンパクトに振っている感じでした。以前、パナソニックの小椋さんもそのように解説されていたのを思い出しました。早速その晩の練習で試してみることに。しかし、今までは肘伸展がメインで打っていたのでこの「てこ」のような感じで打つとやはり力が伝わりにくくショートすることが多くなりました。そして、長めに打っていくと相手がドンピシャでタイミングを合わせてくるのでペアがリターンしきれないラリーが多くなってしまいました。 さて、どうしたものか...。元のサービスに戻そうかどうか...。 ふと先週の講習会で4スタンス理論を軸に練習していたのを思い出しました。そうそう、私はBタイプなんだよね...。 Bタイプとは重心がやや後ろ意識で安定するタイプだから...。 自分のサービスを観察してみるとインパクト前にす〜っと前の方へ重心を移動させている感じが。ん?これが原因か? よりネットに近づく為に前へ前への意識でかなり前重心になってしまっていました。前へ移動しないように、加えて後ろ側の足に体重を置いたままで打ってみようと試してみました。ネットからは遠いままなので不安でしたが打ってみると... 相手が前へ出てこない! サービスもやや安定する! なるほど!これいいかも!! 後ろ重心サービスが私には合っているのかもしれません。今週もさらに試してみたいと思います。 |
講習会
週末は兵庫県へ中学生対象のバドミントン講習会へ行ってきました。最初はお手伝いで参加するものだと気軽に考えていましたが、半日を任されるということでどうしたものか考えていました。今まで2時間くらいの講習をして後はゲーム練習などをしてもらうことはありましたが、4時間を全て講習に費やしたことはありません。2人の講師が午前と午後にわたって行う予定で私は午後からのパートになりました。前半の講師の方は5回目の講習ということで連続になっています。私の方は「その時のひらめきでお願いします」ということで午前の講習を見ながらサポートに回っていました.....って大丈夫か???
前半は4スタンス理論をベースにコート感覚を立体的に見るということと相手とのやり取りを感じるという内容でしたので後半の私の方は細かいコツのような部分を指導しました。 1.重力を使って楽に強い球を打つ 2.逆手を使ってバランスを保つ 3.ラケットヘッドは最短距離で移動する 4.オーバーヘッドのインパクト位置は正中線を外し肘は伸ばし切らない 5.重力を利用してロブを高く上げる 6.サイドハンドで球を沈める時の足着地といインパクトのタイミングを考える 7.ヘアピンのインパクト位置を考える などを指導しました。細かすぎてあまり伝わらないところもありましたが、皆熱心に取り組み、質問なども多く受けました。指導者の方々とも色々と話をすることができて大変充実した時間を過ごすことができました。後日、重力を使った練習に取り組むと「かなり変化がありました!」との声をいただき、大変嬉しく感じました。何がヒントになるかわかりませんが、自分だけの感覚にならないように伝える方法を色々と工夫していこうと思います。 |
近畿シニア
週末は近畿総合シニアの部に出場してきました。去年は怪我のため棄権していたので今回はノーシードからの戦いです。トーナメントを見てみると準決勝で弟ペア(シニアチャンピオン)と当たるということがわかり気合いを入れました。2回戦を競りながらもなんとか無事に勝ち上がり、いよいよ対戦です。
序盤から長いラリーが多く、打っても打っても決まらず持久戦になりました。攻守が何度も入れ替わるラリーは面白く色々工夫した攻めや切り返しを楽しめました。中盤になんとかリードすることができて1ゲーム目は逃げ切ることができ先取しました。2ゲーム目はやはり序盤からリードされ離される展開に。緩い球と前からのプッシュで押し込まれ翻弄されました。しかし中盤からその緩いスマッシュや浮かせたスマッシュを積極的に足を出しながらプッシュしていくことができて終盤は16−18くらいまで追い上げました。かなりリズムに乗ってきて押せ押せの感じになって追い上げました。が、逆に足が出過ぎて振りが早くなりサイドアウッ!!!!あららら....ファイナルゲームへ。ファイナルゲームはやはり上手く苦手なところをつかれながらじわじわと引き離されていきました。半分くらいで敗退。ドロドロの攻め合いに持ち込みたかったのですがそうはさせてもらえませんでした。確実に弱点をピンポイントで攻められました。流石シニアチャンピオンです。しかし、大阪総合では0−2で負けていたので今回はかなりゲームを楽しむことができました。 翌日はミックスでした。しかし、緒戦からサービスは入らずショットは浮いて、中途半端なショットに安定した姿勢を作れずエラーばかりでした。ペアに助けられながら初戦突破し、2回戦へ。次は大阪で対戦して勝っていたペアでした。やはり油断していたのかスマッシュして返ってくるだけで私のラケットワークがぎこちなく、全く感覚を感じることができませんでした。あまりにもショットが安定せず思わず笑ってしまうほどでした。競り合いながら終盤に入りましたがなんとか小手先で騙して逃げ切りました。スミマセン...。一度気を緩めてしまうと自分自身で首を絞めてしまいます。 「決まるだろうと隙だらけで我が儘なショットを打ちながら、返ってくるとラリーのタイミングが取れていない受け身の状態での対応に。ショットがコントロールできず、相手が上から攻めてくる球に慌てて対応しながら結局エラーになったり決められたりする。次のラリーを取り返しにいって打ちっぱなしのショットが多くなりさらにエラーを重ねると今度は不安になってきて手が縮まる。」 典型的な「自分に」負けパターンでした。猛反省です。 次はシードがあったので決勝でした。大阪で対戦した時はかなり競ったので今度はわからない状態でした。得点の動きに一喜一憂せずどれだけ集中できるかが鍵だなと準備していました。最初こそ緩い沈められた球に苦戦しましたが、ペアの鋭いクロスカットにも助けられリードすることができました。そのうちに私の重心が下がってきて外されても強くコントロールしたショットを出せるようになりました。 「もう大丈夫か...」 しかし、結局は自分との戦い。淡々とラリーに向かいました。1ゲーム目をとり2ゲーム目へ。「まだまだッ!」のつぶやきとともにゲームを進め、気づくと11−0でハーフタイムにいけました。しかし、ワンゲームの中には相手にとっても必ずチャンスは来ると思っていました。やはりそこからこちらのエラーが少し増えてきて得点的には取り合いになりました。しかし、終わってみると前半のリードが効いて21−11でした。優勝できたことも嬉しかったのですが、なんとか自分らしいプレーができたことの方が嬉しく感じました。 さて、次の試合は3月の全国社会人大会です。また楽しんで調整したいと思います。 |