今年の抱負!
皆さん、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年末に行われた全国選抜近畿予選では役員で会場設営等で動いていましたが、急遽主審をすることになりシドロモドロの発音でレプリゼンティッドバイ....とやりました。審判台の上に座ると慣れないのかゲームの流れがわかりにくい時もあり、サービスの順を私が間違うというミスをやらかしてしまい迷惑をかけました。声もなかなか大きく出せず初心者の気持ちが痛いほどわかりました。さて、男子の試合は大阪、滋賀、兵庫の順で出場が決まり大阪の連覇で終わりました。11月の近畿大会では滋賀県が単複とも上位を占めていたので滋賀が優勢だと思っていたのですが、柏原のダブルスは積極的に前に出て押し切り、本当に気持ちの伝わる良い試合内容でした。全国大会でも頑張ってほしいですね。
年末から年始にかけて志賀高原の方にスキーに行ってきました。今年は雪が少なく道中はチェーンもつけずにスムーズに行けたのですが、やはりゲレンデは一部リフトが止まっていたり地面が見えていたりと今までに無く雪質は今ひとつでした。3日間かけて全山を制覇し、昨年、櫻井翔さんに会った奥志賀にも行ってみましたが今年は会えませんでした(笑)。最終日はアイスバーンで大変苦労しましたが終日いい天気で楽しむことができました。 さて、1月は社会人リーグがあったり近畿シニアがあったりと色々と試合が続きます。さぼり気味だった日々に“喝”を入れるため、息子と山登りをしたり練習に加えてトレーニングをしながら、再度森信三先生の「修身教授録」を読み返しています。大切だと思うところに折り目が入っていたのでそこをもう一度良く見ながらの再読です。でもなかなか頭に入っておらず常に初心な感じになっています。またチクセントミハイ氏の「FLOW」を原著で取り寄せてみました。苦労するかもしれませんが読み続けたいと思います。 お酒を控える! 英語の勉強を続ける! 本を読む! 内蔵を調整する! やりたいことをやる! 親孝行する! 和顔愛語を常に心がける! いろいろと心に誓うことはありますがどんな一年になることやら。 「幸せ言葉」・・・1日49回言うと周りの出来事が変わります...。 愛してます ついてる うれしい 楽しい 感謝してます しあわせ ありがとう ゆるします....→ 特にこれは必須!! (斉藤一人) 皆さん、今年も良いお年を! |
全日本シニア
全日本シニア40歳代ダブルスとミックスに出場してきました。今回は福井県という事もあり車で2時間半くらいの近距離です。宿は敦賀駅よりやや遠い所で「崖の上のポニョ」に出てくるような丘の上に立っている歴史ある観光旅館でした…。ゆっくり日本海を見ながらビールでも…といきたい所でいたが試合前のお酒は少なめにです。温泉はとても肌がすべすべになりいいお湯でした。
さて、初日はダブルスです。コートを使ってのウォーミングアップが出来なかったので念入りにストレッチと軽いジョギング、ボールマッサージを行いました。シニアは緒戦がとても大切です。どんな相手か分かっていれば良いのですが、知らない相手ほど怖いものはありませんし、試合が始まったとしてもプレーが変わってくるのがシニアです。1ゲーム目は差をつけて勝てても2ゲーム目は本当に分かりません。ペアが前もって調べてみた所、関東の方で実績のある選手でした。試合が始まるといきなり相手のロングサービスからのスマッシュミス!「固い…!」やっぱり固くなっていました。競り合いながらも1ゲーム目は終盤逃げ切り先取。2ゲーム目は柔らかい球を使わなければと足を入れながらストレート、クロスとハーフ球が決まり出しました。終盤は更にリラックスできたのかよく球が見えていました。2ー0で勝利。2回戦は愛知のペアでしたが少し気持ちが軽い感じ。「これはラッキー」ということで問題なく2−0で勝利。3回戦は埼玉県ペア。1ゲーム目こそ上手く回せましたが、2ゲーム目に入り相手のレシーブが固くなってきました。こちらが攻めて行く所をしのがれ、上げてしまうと強烈なアタックがサイドやボディに。気持ちよく打ち込まれファイナルゲームへ。「ヤバいな〜」という雰囲気でした。ともかく上げないようにと前衛では相手のスマッシュのドライブリターンを無理に押し込まず前へ前へと落としていきました。そうなるとラリーはかなり長くなるのですがペアが踏ん張って打ってくれたため、引き離されず競り合いでチェンジコートへ。少し相手に疲れが見えてきたためクリアなども入れながら強打よりもハーフ球で沈める事に徹していくと、相手の足が少し止まったのかハーフ球を2、3本ネットにかけてくれたためリードする事が出来ました。なんとか、なんとか競り合いを逃げ切り勝利!この試合でどっと疲れてしまいました。四回戦は隣のコートで競り合いながらも余裕を持って上がってきた福井、愛知のペアです。何年も前から対戦した事はあるものの一度も勝った事の無い相手です。サービスのやり取りが上手で、レシーブからの前へのラッシュで強烈に押し込んできます。ともかくサービスで上手くやられない事と、レシーボ力では勝てないので力だけで押し込む事はしないように心がけました。1ゲーム目はカウンターを食らったりノータッチエースを取られたりはするものの、なんとか競り合いで進める事が出来ました。そんな中、相手の一人がサポーターをしている右膝を気にしている様子…。フォア奥のショットに対して追いつけていない…。右足をついて踏ん張るのをかばっているのか…。前への揺さぶりに対しても嫌がっている…。チャンス!!揺さぶれ!!とにかく1歩でも動かすようにコントロールするように心がけました。1ゲーム先取!ハーフタイムでペアにその事を告げ、クリアやドロップがもっと効くようになりました。2−0で勝利!終わった後「足大丈夫…?」と声をかけましたが「これがシニアですね…」と話していました。辛いですが勝負なので仕方がありません。さて、後一つでベスト4。相手は年上の常に上位に食い込んでいるペアです。ここまできたらッ!!と意気込んで試合に臨みました。序盤こそ良いペースで8−2とリードを広げる事が出来たのですが、そこから私の疲れがはっきりと悟られたのかクリアでぐいぐい押し込まれてきました。そこを我慢してスマッシュしていくのですが、切り返されこちらが上げるはめに。そのロブが奥まで全く上がらず打ち込まれて押し込まれ出しました。16くらいで追いつかれ逆転。1ゲーム目を失い2ゲーム目は圧倒的に差を付けられていきました。最後の最後で少し踏ん張りましたが0ー2で敗退でした。相手は上からの球だけでなくハーフ球やドライブも体重を上手く使いながらリズムよくどんどん押し込んできました。それを肌で感じながら「凄い体の使い方だ!」と半分感心しながらのプレーでした。重力をこんなに上手く使えるなんて…と良いお手本に出会えた気分でした。終わった後、主審に(友人でした)「足が少し止まったね…」と指摘され、相手の方にも同じようなことを言われました。「そうだよね〜スマッシュが辛かった」と正直に思いました。残念ながら最終日には残れずでした。 翌日はミックスダブルス。完全に体が動かない状態でした。緒戦からファイナル、2回戦も20−16から逆転されファイナルと何ともふがいない状態でした。3回戦では何度か対戦した事のある男性で強いのは分かっていましたが、シングルス力のある動きに加え、女性のピンポイントショットに翻弄され1ゲーム目こそとれましたが、2、3ゲーム目は何をしたらよいか分からず完敗でした。19点をとられてから最後の最後で私もシングルスしてみようとそういう動きに変えた所、ラリーは楽になり互角に近づけた気がしました。気づくのが遅すぎましたが良い経験となりました。ミックスダブルスは強打も必要ですが、それ以上にショットの高低差と緩急ですね。特に男性はシングルスの動きとリズムがとても大切だと感じました。最近はシングルスを嫌がっている自分がいたのでこれも仕方が無いなという感じでした。 |
シニア練習会
先々週は原谷バドミントン村主催の「秋のシニア練習会」に参加してきました。初めて京都にある体育館に行きましたがコートは4面で、床はコートマットのような青いゴム(?)が敷かれており、大変動きやすく思いきりダッシュしてもストップが効くので自分の動きが良くなったかのような気分になりました。そこでは同時にビデオ撮影もされており、後でDVDになったものをいただきました。ダブルスのゲームがタイムテーブルに4試合組まれていて、順番に入っていくのですが緒戦は松井君と沢田君ペア。元実業団のプレーヤーで強かったのですが、なんとかファイナルに持ち込めました。しかし、3ゲーム目は上手く打たされたり前に詰められたりと引き離されて負けました。あとで松井君と話をして色々なアドバイスを受けました。普段ゲーム内容について聞く機会があまり無いので、客観的に自分達のプレー内容を考えることが出来て良い練習となりました。1試合目でかなり疲れたのですが、2試合目以降も相手も同じ試合数をこなしているので公式戦のつもりで臨みました。体も動きに慣れてきたのかその後は2−0で勝つことが出来、最後の方ではリズムも良くなってきました。1試合を追加して5試合しましたが、程よい疲労感で終えることが出来ました。その夜は奈良の練習にいつも参加しているので、疲れもありましたが行きました。「リズム」を意識して数ゲームしましたがエラーも少なく、足も自然に出すことが出来て練習の成果がでたなと実感できる内容でした。
祝日は田舎がある岡山県へ行き、庭になっている柿やらサツマイモなどを収穫しました。以前に植えたレモンやゆずがたわわになっているのを見て驚きました。夕方には帰阪し練習へ。弟ペアと試合をしましたが残念ながらファイナル負け。長いラリーが多く、競り合いましたがちょっとした瞬間から逆転されるという内容で課題が残りました。久しぶりに18時から21時までみっちりやることが出来たので汗だくになりました。その後は仲間とお食事へ。色々な話をしながら楽しい時間を過ごしました。さて、久しぶりに自分のプレーを映像で見てみよう!! |
市民マラソン
先々週の日曜日には地域の運動会がありました。試験前で休みでしたので、奥さんに軽く「マラソン」にエントリーされてしまいました。最近は自転車で走っていますがランニングはあまりしていません。男子は2.5kmくらいなのでそんなに長距離ではないのですが、地域の陸上部やら速い小学生なども出場するのでこれがなかなかしんどいんです,,,。小学生の息子と一緒に走ればいいか〜なんて軽く考えていました。「児童の部」「青年の部」「壮年の部」「高年の部」の四部門に分かれていて、全員一緒に走るのですが賞はそれぞれです。今年から「高年の部」ができたそうで私はそこへのエントリーでした(笑)。さて、ゼッケンの「高」を見てみると数人の方がいらっしゃいました。「この人ちょっと体重重たそうだな・・・」「ジーパンかよっ?!」とつぶやきながらあまりお強そうな人はいないな〜と眺めていました。が、お一人だけしっかりと準備運動をして、帽子を後ろ向きにきゅっとかぶり、ランニング短パンにストップウォッチ。年齢は50代というところでした。「この人は本格的だ!!」と思いっきりマークしていました。この方があまり速すぎると息子と一緒に走ろ〜なんと考えながらスタート!!
小学生を前に位置させてスタートなので、いきなりこけそうになりましたが、とりあえずこの「本格派おじさん」についていきました。後からその方のTシャツをよく見てみると「鉄人レース」と書かれていました。トライアスロンにでも出ているのか??!!これは速そう〜なんて考えながらついていきました。やはりスタスタと速いペース。前の小学生達を次々と抜いていきます。そのうちに自分の息子に追いつきました。一緒に....やめッ!ついていく!「バイバイ」と息子に手を振ってギュインッと抜いていきました。さて、3分の一くらいの所まできてちょっと余裕もあったので、すっと「本格派おじさん」を抜いて前に出てみました。ちょっとペースを上げて行ったので離れたかな?と思っていましたがスタスタとついてきている様子。む〜ヤバい、かなり息があがってしまった...と思いながら半分くらいでペースダウン。それを見越してか抜き返されました。ここでついていければ何とかなるけど...しんどいな〜と思いながら走っていると徐々に差が開いていきました。諦めるのか?もうここまでか?と自分に問いかけながら約5〜6m差でじっと踏ん張ってみました。ゴールの小学校に近くなってきた所で係のおじさんが「もう少し!もう少し!」と声をかけていました。「そうだ!もう少しだ!」と、もう何も考えずダッシュ!!残り500mくらいでしょうか。「本格派おじさん」を一気に抜き、小学校のトラックへ。ここでついてこられているともうアウトでしたがそこからも更にダッシュ!「うぉ〜ッ!」と思わず声が出ていました。後をちらっと見ると20mくらい差がついていました。「いける!」「ゴールイン!!」高年の部優勝!!なんだかとても嬉しい!!ゴールした後に「本格派おじさん」の所へ行き「ありがとうございました!」と握手をしました。「いや〜乳酸がたまってもう行けなかったよ〜」と話されていました。若さ故の勝利でしたがあの時、諦めずに良かったと思いました。 全くバドミントンとは関係ないですが、やはり氣を抜くとどこかでその反動が来るような気がしています。苦しいときや辛い時でもまだまだ気持ちでついていける所が多いのではないかと思いました。翌日からは筋肉痛がしっかりときました。さて、シニアまでもう一ヶ月あまり。練習会にもたくさんの人が来るようになりました。色々な人と色々な場所で練習しています。この「有難い」環境でプレーを続けられるように氣を張っていこうと思います。 |
市民大会
シルバーウィークには市民大会にも参加してきました。団体戦の方では残念ながらメンバーが足らず緒戦からオープン戦になってしまいましたが、自分のダブルスはなんとか負けずに結果を出すことが出来ました。このような勝っても負けてもどちらでもいいという試合ほど大切にしなければならないと故米長邦雄名人は記されていました。今になってそのことをよく考えてみると、モチベーションが上がらない状態というのは、勝たなければならない試合の時でも起こるものだと思います。例えば大差で勝っている時や負けている時などはその典型でしょう。負けてもいいやと思った瞬間にそのコートから意識が離れます。しかし、その時に出てしまうプレーは体が覚えてしまうのではないでしょうか。15点3ゲームというショートゲームでしたが、7−11くらいのビハインドから上手くラリーを作って逆転することが出来ました。勝ちにいく=強い球と錯覚しそうですが、それよりも如何にネット前へ入る機会を作るかが大切で、そのように作られたラリーからは相手にシャトルを上げられないプレッシャーを与えることが出来ます。そのやり取りをどう楽しむことが出来るかがモチベーションを維持し、今に集中できる時間になるものだと思います。そして、米長名人の仰る「勝利の女神に見放されないように」することなのかもしれません。
今年から日本マスターズは年齢が上がり50−55−60歳のチームへとなりました。見事大阪チームは優勝することが出来たのを聞き大変喜んでいます。帰阪後、チームメンバーの方から色々と話を聞きました。その中で「バックハンドサービスはサムアップ、レシーブは肘、オーバーハンドは肩」という話を聞きました。なるほどと思い早速練習で試してみました。バックハンドサービスのサムアップは去年見ていた常山幹太なども親指を立ててしっかりとサービスを打ち分けており真似てはいましたがなかなか力の調整がうまくいきませんでした。サービス練習では上手く打ち分けられるものの、ゲーム練習になれと何かのプレッシャーが強くかかるのか、ショートは浮き、ロングは読まれてしまいます。まだまだ平常心で相手と対面することが出来ていません。しかし、社会人の練習ではシニアメンバーで長いラリーが続き、良い汗をかかせてもらいました。色々な出来事にしっかりと顔を上げて前を向いていきたいと思っています。 |