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高さ
「高さ」を意識させるよう、シングルスで条件をつけて練習してみました。
1.カット、ドロップ、クリア、ネット、ロブを使い、10本以上ラリーを行う。特にクリアとロブは高く、奥まで運ぶよう意識する。 2.スマッシュ、クリア、ネット、ロブを使い、上記と同様に行う。 クリアやロブは「消極的な」ショットにもつながりやすいですが、体の入り方と強さ、高さをコントロールできれば、効果的なショットにつながります。相手がシャトルに対してファーストコンタクト(コルクのみ)で打つのではなく、セカンドコンタクト(コルク→羽を触る)で打たせることによって、ストロークの速度を抑制する効果もあります。 |
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「いい加減さ」
社会人の試合がありました。ダブルスでの出場でしたが惜しくも敗れてしまいました。試合を振り返ると、見事なまでに同じことを正確に繰り返しているラリーが思い出されます。つまり、「同じこと」の繰り返しで、変化が少なく「相手のタイミングや待ちを外すこと」ができていなかったように思われました。「パターン化」されてしまった原因はなんだったのでしょうか。自分の準備不足への不安感から自分のプレーのみに意識が集中し、自分のプレーを正確再現にすることが「勝つ」ことと勘違いを起こしたのかもしれません。
「逆境に負けない人」の条件という本には、「固定された(行動)パターンから抜け出せない人は、この目まぐるしく変化する世の中では上手く適応していけない」との一文がありました。良い意味での「いい加減さ」を持つことができなければ、パターン化されている行動に気付かず、そこから発見されるはずの新しい発想も乏しくなってしまうのでしょう。 「メンタルタフネス」という本から引用すると、「強い人というのは、平凡な毎日の中にも自分を強くするための「例外」を見いだし、あえてそこにつっこんでいくことによって、プチ失敗を起こし、それがその人の中で“免疫”として息づくようになる、というルーチンをこなしている」とあります。日々の失敗をしっかりと見つめ、自分の糧とするルーチンを今から実践します。 |
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第一回バドミントンアカデミー
バドミントンアカデミー講習会を行いました。初めての試みでうまくできるか、何を伝えられるか不安でしたが、コーチ会議での資料なども用いながら進めることができました。
内容は主に以下のようです。、 1.ウォーミングアップの大切さと実際例 2.ラケットのグリップと回内、回外、内旋、外旋運動によるストローク練習 3.ダブルス前衛の動き方 4.ショートサービス 第二回も開催する予定です。そのときもぜひご参加ください。 ![]() ![]() |
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心と体
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年始は家族でスキーに行きました。その宿で「プロフェッショナル」という番組でイチロー選手の特番を見ました。試合前は必ず決まった時間から準備を始め、その打席に調子をあわすという話がありました。インタビュアーが「どのようにして準備前にやる気を出すようにするのですか?」というような質問に対しして「準備をはじめていくと自然とスイッチが入ってきます」と答えられてました。心と体は、とても密接に影響し合っていると思います。気持ちから始まることもありますが、やはり決めた日常生活や行動から常に「次の準備ができている」状態を維持することが大切かと思います。 部活の初打ち会でOBが集まりました。中には10年ほどいろいろな事情からバドミントンから離れている人もいました。その間は歩いたり、走ったりという基本的な運動もままらなかったようですが、この一年は「バドミントンがしたい!」という気持ち一心で取り組んでいるそうです。プレーを見ると過去のいいプレーが戻りつつあると感じました。人間の意識の強さには本当に驚かされます。逆に言うと「もう歳だし、この辺で…」という考えは、本当にそのままやめる方向に体も作用していくのだと思います。 「心」と「体」を分けて考えるならば、日常の行動から「体」を律し、その行動の結果から次への課題を素直に見つめる「心」を育てることが、大切なのではないかと考えます。 |
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選抜予選
22、23、24日と近畿高校選抜予選が奈良で行われました。とても冷え込みの厳しい中での試合でしたが、なんとか選抜の出場権を得ることができました。去年の北海道大会では、予選リーグ敗退でしたので、今回の大分大会では上位目指してがんばりたいと思います。
団体戦決勝は強豪比叡山高校でした。2つダブルスをファイナルの末、落とし、トップシングルスも1ゲーム目を落とす中、「負け」ムードが漂っていましたが、そこからシングルスを3つとも取ることができました。夏のインターハイで石川県に勝った時と同じような展開でした。まだまだ荒削りな一年生ですが、いい経験ができたと思います。 |

