全国私学大会本戦
4位でした。試合で力を出せる選手と、そうでない選手の差は何か。
少しずつわかってきたような気がします。今日は神奈川から帰ってきて即、社会人の練習に参加。目が疲れていてしょぼしょぼしていましたが、それよりも強い動機が。 そうです。どうしても試したいことがあったのです。集中力を高める方法を。 「新・インナーゲーム」という本を読みました。今までもやもやしていていたことについて、少しだけ扉が開いてみえたかのような感覚です。 詳細はまたまとめたいと思いますが、「今日は気合いが入っているね」とゲーム後言われました。でも、心に疲労感はありませんでした。いつもはゲーム後、集中ていた(?)のか、かなり心が疲れている状態が多かったです。 「手放せばいい」 この言葉は、「シャンバラ ― 勇者の道」にも書いてありました。 |
全国私学大会予選リーグ
予選リーグが始まりました。結果は1位でリーグを抜けることができましたが、まだまだ浮かない顔がちらほら見えます。どこか自分のプレーを「守ろう」としているような感じがあります。
「できそうな感じがする」という自信は前もって持っておかなければ勝てませんが、「できて当たり前」という考え方は、プラス方向に気持ちが進んでいくことを妨げているような感じがします。「できた」時は「当たり前」と考えずにただラリ−に集中していただけだからです。 「今日もできそうな感じがする」という謙虚な姿勢が大切なのではないでしょうか。その感覚に行き着くまでの「準備」が今することなのでしょう。 |
謙虚に学ぶ
今日もゲームに入る機会がありました。昨日のようにうまく・・・という期待はするものではありません(笑)。見事に完敗!
今日のシャトルは速く、バランスが中心よりでコルクが安定しないものでした。打つ時にコルクがこちらを向いていない時が多く、コントロールすることで精一杯。そのことに囚われて戦術どころではなくなっていました。 それにしても、生徒達はこのようなシャトルでうまくコントロールできるものだと感心しています。シャトルの性質は自分ではどうすることもできません。わかっているのですが、コントロールが難しい。「逃げたらだめ!」と心でつぶやくもエラーでリズムに乗れません。 「○○したらだめ」という思考がマイナスですね。 今思えば、生徒にどうコントロールを心がけているのか聞いてみれば良かったな〜と思っています。「負けた」ことに気を取られ、興奮していたのかもしれません。謙虚さに欠けていました。 学ぶことに年齢は関係ありません。疑問に思っていることは生徒にもどんどん教えてもらおうと思います。 将棋の世界ではよくある話だそうです。ただ今「運を育てる-米長邦雄著」を読書中です。 |
できる自分をイメージする
早速、スタンンダードイメージをインプットしようと、昨晩は北京オリンピックの男子ダブルス決勝「Cai/Fu(中国) 対 Kido/Setiawan(インドネシア)」の試合をじーっと1時間くらい見てから寝ました。印象に残ったのは、
「Caiのショートサービス」 「Kidoの表情」 「Setiawanのリズム」 でした。今日は生徒とダブルスの試合をする機会がありました。チャンス!とばかりにコートに入る前、まずペア(生徒)と約束。松岡修造さんの言葉から「ゲーム中、謝る言葉は言わないようにしよう」、さらに「試したいことがあるからミスは出ると思う」と伝えました。 「Caiのショートサービスを打つ」 「ミス、もしくは決められてもKidoの表情を作る」 「常にSetiawanのリズムを真似る」 と自分に言い聞かせ(イメージのみでろくに練習していませんが)、試合開始。 まずは1ゲームを先取、2ゲーム目は押し込まれ14−21くらいで負け、ファイナルゲームは14−19のビハインド。「苦しい時ほど笑顔で」「地面にしっかりと立つ」を心に置き、試合に集中。逆転勝利!(23-21) 結果もうれしかったですが、ラリー間に昨晩見た3人の表情やイメージが何度も何度も出てきたことがゲーム後、印象に残りました。 |
金スマ「松岡修造の熱血テニス塾」
掲示板の方で話題になっていたので録画を見ました。
私は松岡修造さんは昔からとても好きです。言葉に裏表がなく、相手を思いやる気持ちが表れているからです。 全部見れないのが残念でしたが、その中から抜粋。 「ずるく、かしこく、だます」 マレーシアのジュニアバドミントン指導方法では、 第1段階 如何なるシャトルも相手コートに入れなければならない。 第2段階 高い打点でショットする。 第3段階 より厳しい場所を狙う。 第4段階 スピードのある球を打つ。 第5段階 騙す という段階があるそうです。世界で通用するには、もはや「だます」ことは10歳くらいから実行しないと遅いということですね。 「できる自分をイメージする」 セルフイメージを如何に大きく保つか。自分を信じることができないと「どうせできない」自分が表出されてしまいます。「あきらめない」ことはその根幹にあります。 「決断力の大切さ」 視野の広さも含め、バドミントンでは0コンマ何秒で決断しなければなりません。 「コート内で謝るな」 これ、大事だと思います。ダブルスなどではミスの度に「ごめん、すみません」と言っていることがあります。お互いにお互いを信じることができれば「こんなところでミスしやがって・・・」「こんなところでミスしてしまって相手は怒っているだろう」という感情は生まれにくいと思います。すべてにおいて全力でぶつかっている訳ですから。「謝るのならこのコートに入る前に真剣に練習してこい」というのが本音でしょう。 沢庵禅師の「前後際断」が大切です。 「感謝することを忘れない」 「内観」で思い出します。私もやってみようと思っています。自分一人で生きている訳ではありません。すべてにおいて依存する関係が地球上では成り立っています。 「ミスを恐れない」 「テニスは面白いものなんだよ」この言葉よかったです。私もバドミントンは面白いものだとずっと思っています。数年間バドミントンから離れていてもやはり面白くてまた始めている知り合いが多くいます。良い仲間です。 少しですが言葉を拾ってきました。松岡修造さんは「熱いね〜」といろいろなところで言われています。中には「熱い=ちょっとついて行けない」というようなマイナスイメージを持った言葉も見られます。しかし、子供達を一人の選手としてしっかりと見つめ、大きな優しさ、愛でもって接すると自然とそうなるんだと思います。私も選手と話しているうちに私が涙をこぼしそうになることは多々ありました。相手が準備できていると真剣さは伝わります。だから、最初の目標は自分で決めないといけないんだと思います。 見終わって、私もまだまだ浅いことがはっきりと感じられました。心の奥の方に重く留まるものがあります。役に立たない生活行動の誘惑についついのってしまう自分がいます。反省(合掌)。 |