「結果」への対応
地区大会予選会が終わりました。一部、皆が「勝つだろう」と思われていた選手の敗退が男女ともにありました。男女ともダブルスでは1年生ペアが初優勝しています。
結果が出なかった選手は悩んでいます。学校での練習も身が入らない様子。逆にある程度の結果が出たことに満足し、調子に乗るあまり謙虚さを忘れ、集中力を欠く選手もいます。いずれも「結果」に囚われている状態です。しかし、その中でも黙々と練習に励み、ゲーム練習でも良い顔になっている選手達もいます。「平常心」を上手くコントロールしているようです。「結果」はその瞬間で終わり。次の瞬間は全く予想できません。 同校対決が多く、結果によってはいろいろな影響が出ることはわかっています。声の掛け方が難しいのですが、今日から全日本ジュニアの予選会も始まってしまいます。外的、内的なプレッシャーをどれだけ冷静に見つめ、乗り越える(受け入れる、開き直る)ことができるか。そのプレッシャーから逃げてしまうと成長は止まってしまいます。ノンストレスは何事も退化させてしまうものです。 |
アンダーストレス・・・
高校生の夏の大会(地区予選会)が始まっています。暑い体育館で生徒達は怪我もなく頑張っています。私は役員で試合進行のお手伝いです。
そういう毎日なのでトレーニングがなかなか実践しにくく、体に不調がきています。まず、座ることが多いので腰痛。次に動くことが少ないので、足の筋肉がだるくなる。肩関節の硬直化、肩こり、目の疲れ等々。 アンダーストレス状態です。家で自主トレに励むも、なかなか集中できません。 運動不足はすべての不調の根源になると感じています。ストレスと回復のルーティンはやはり運動と睡眠(休養)から得るのが最もだと思います。お酒では結局だますことはできません(笑)。 明日は昼から試合会場で練習することができます。久しぶりの練習で少しわくわくしています。 |
緊張する場面
今日は国体の近畿予選がありました。少年男子は全県出場なので今日は応援です。
会場はエアコンが入っておりなかなか快適です。 今まではなかなかなかったのですが、全コートコートマットが敷かれており、本国体のような雰囲気でした。 各対戦はなかなか競っていて面白い試合が多く展開されていました。大阪チームは順調に勝っていました。(最後の成年男子、対奈良は最後まで見ることができませんでしたが) 夜は社会人の練習会です。お盆なので人が少なかったので、本当に10何年かぶりに、弟とシングルスを1ゲームしました。17−17オールで先はわからない状態でしたが、「緊張する場面」とはこういうことなのかなと感じました。結果は・・・。 また機会があれば対戦したいと思います。 |
心の感情
いろいろなアドバイスをすることがあります。生徒にとっては何やら訳のわからないことも多いかと思います。
今日は心の中の感情の話。 「昨日は○○に負けました・・・」 ○○は年齢も年下で私が思うにレベルにも十分勝てる格差がある相手。その時に何を考えていたか。 「試合中、格下に負けそうでイライラしました。自分を責めたりもしました。」 よくある思考過程です。油断が不安を呼び、余計なマイナス思考で頭がいっぱいになり、脳が疲れてしまう状態。 心にはいろいろな種があります。怒り、不安、喜び、悲しみなど。すべての人がすべての種を持っていますが、試合中に怒りや不安の種を刺激し、活性化された状態で、さらに思考を進める、言わば餌をやるように増幅させてしまうと手が付けられないくらい巨大化してしまいます。 怒りや不安は、体の緊張を呼び起こします。その感情が活性化されたとしても、「ああ、今イライラしてるな・・・」と客観的に感情を受け止め、深い呼吸とともに流してしまうことが大切です。「こんなことで私はイライラするのか・・・」と責めてはいけません。それは怒りに餌をやる行為となります。ただ、感情を傍観視し、呼吸とともに思考を流してしまうことが大切なのです。 「余計な感情に餌をやらないように。深い呼吸を実践し平常心を保ちなさい」と話しました。 呼吸とともに感情を傍観視するには訓練が必要です。 私は「座禅」を実践しています。 |
プレッシャー
お盆休みも終わり・・・(笑)1、2年生の夏の大会が始まりました。
今日は2部シングルスの試合ですが、今までいろいろな大会を経験している生徒はやはり実力差もあるのか落ち着いてプレーをしています。暑さもありましたが、勝ち残りました。 しかし、今までに大会経験の少ない生徒は、高校に入ってからの初公式戦です。 ガチガチに緊張しています。それでもある程度までは勝ち残れるだろうと思っていましたが、本日最後の試合でなかなか相手も強く、緊張がピークに達したのか、流れの結果からの不安に駆られたのか、思うように得点できません。0−2で負け。 聞いてみると「頭が真っ白になりました」と言っていました。何に対してプレッシャーを感じたのか聞くと「自分の学校の名前」でした。負けると恥ずかしい、全国に出た学校なのに自分は弱い、など自分で自分に言い聞かせてしまったのでしょう。 もはやどう戦うかという戦術どころではありません。全く今に集中できていません。私は「それは頭の中が真っ白ではなくて、いろいろ余計なことを考えすぎて頭の中が真っ黒になっている」と表現しました。考えすぎると脳は疲れてしまいます。特に今変えることのできない過去や未来に対して。そしてプレーにも影響を及ぼします。マイナスがマイナスを呼んでしまうのです。 「これからは普段の練習でそのプレッシャーを感じてやってみると良いかもしれない」と最後に付け加えました。乗り越えるのは自分自身です。頑張ってほしいと思っています。 |