インターハイ2日目
3位でした。生徒達は力を発揮できたと思っています。惜しい試合でした。
試合が終わってもないのに、今に集中したいい動きを見せる姿に涙があふれることもありました。行為に没頭する姿は人の心を打ちます。いい顔、いい目になります。成長を目の当たりにした瞬間でした。なかなか埼玉は崩せません。強いですね・・・。 明日からは個人戦が始まります。疲れもあると思いますが、頑張ってほしいと思います。 晩には社会人の練習がありました。インターハイ期間中に自分の練習ができるとは本当に幸せです。心地よい汗で疲れが少し流れていった感じがします。 |
油断の伝染
今日は団体戦です。練習試合の結果から“おそらく勝てるであろう”対戦でした。しかし、試合前、「コートに入って試合終了まで絶対に結果のことは考えないこと」と話しました。つまり、点数差をつけ優勢であったとしても、もう勝てるだろうと油断して自らリズムを崩すと、自分の力が発揮できず不安につながってしまうということを伝えたかったためです。その時は「ハイ!」と言って素直に聞いている様子だったのですが、案の定・・・。
2−1リードでの第2、3シングルスが同時進行で入りました。共に1ゲーム目は圧倒しゲーム終了。そこでやはり異様な雰囲気になりつつあることに気づきました。ベンチが「もう勝てるだろう」雰囲気になってしまっているのです。おそらく観客席も。個人戦では応援によってやる気が左右されることは少ないですが、団体戦では目の前に応援している人の顔があります。冷めた雰囲気では、成熟しきれていない高校生が自分でモチベーションを上げることが難しくなります。「危ないな・・・」と心の中でつぶやいていました。 何とか勝つことはできましたが、「油断」はどこからでも強く伝染していくものだと思いました。結果を気にすることが日常茶飯事の選手達にとって、なかなか乗り越えにくいメンタルの部分だと痛感しました。 |
インターハイ
今日はインターハイの開会式がありました。私は受付をお手伝いしたのですが、要領がわからず右往左往・・・。会場役員さんの苦労が身にしみてわかりました。
うちのキャプテンの選手宣誓。上手くできたのではないでしょうか。 思えば私も近畿大会で選手宣誓をした時に早口になりすぎて、後から「ちょっと速かったね〜」と注意されたことを思い出しました。一生忘れることのできないいい経験となると思います。 ここ10数年、この時期に自宅にいることはありませんでしたが、今回は大阪開催なのでなんか違和感を感じています。明日から団体戦が始まります。力が発揮できるよう、今に集中できるよう声掛けに全力を尽くしたいと思います。 そういえば女子プロの宮里藍選手の優勝後のコメントで「過去でも未来でもない、今に集中することが大切」とありました。具体的な集中する方法は個人それぞれあると思いますが、軸がぶれないように頑張ってほしいです。 |
いよいよ
大阪にも多くの高校が集結してきました。うちの学校にも4校ほど訪れてきています。体育館はまたまたにぎわっています。今日は空調を入れての練習です(校内の新体育館には冷房が入るんです)。風に押されるシャトルに対してどれだけ冷静に対処できるか。技術もさることながら心の持ちようも大きな要因となります。風を利用した戦術も考えなければなりません。海外の大会では当たり前のように空調が入っているそうで、それに対応する攻め方があるようです。追い風の時は...向かい風の時は...。
夜には社会人の練習があったので少しだけ参加してきました。例のN先生のサービスリターンの構えを真似・・・。なかなかいい感じです。いろいろ真似をして自分のフォームを作り続けていきたいと思っています。しかし、「これだ!」と思って固定してみても、しばらくすると上手くいかなくなるんですよね。フォームを絶えず進化させているイチローを見習わなくては(^^) |
ラリーの組み立て
近畿の練習会がありました。総勢80名ほどの参加になり、またまた試合会場のような雰囲気でした。それにしてもまだ梅雨明けしないので湿度が高く、とても過酷な環境となっています。
今日は、日○大学のH君と元ユ○シスのN先生が練習相手をされていました。やはりレベルが違います。高校生が相手なので特にそうなのかもしれませんが、構えらしい構えは無いに等しいという感じです。フットワークの方は本当にコンパクトにタイミングが取られており、上半身はだら〜っと準備されている感じです。 ラリーにはすべて意図を感じ、追い込まれた位置からショットを打つ時でも、その球に対する次への準備がとても速いです。打った後に自分のショットがイメージ通りかを判断するのではなく、打つ前からそのショットはこう飛ぶとイメージされています。たまにずれることもあるようでしたが。 奥からのスマッシュリターンは、前衛の前に長めに沈めたり、前衛と後衛の間を狙うような高さでリターンしていました(この発想はすごいなと思いました)。 また、スマッシュに対するクロスネットリターンは体をしっかりと移動して打っているので、一瞬どちらに来るかわからないようでした。 ドライブをクロスまたはセンターに入れる時は、相手からの前へのリターンを詰めるかのようにネット前へ速く移動していました。 ハイクリアやドロップショットも入れ、ラリーをより有利に運ぶ展開を維持していました。 特に興味を引かれたのは、やはり、上半身だら〜の構えでした。 |