4コマ漫画で仏道の勉強
家出空間に掲載されている仏道を説く4コマ漫画がまとめられて『煩悩リセット稽古帖』<小池龍之介著>という本になっています。
現在、私のかばんの中に常駐している本ですが、キャラクターの雰囲気がとてもよく、わかりやすく「心」の仕組みが説かれています。今までいろいろな本を読んできましたが、難解でなかなか頭に入りませんでした。しかし、小池住職が書かれた本は私のような一般庶民にわかりやすく実践方法を含め書かれています。なかなか時間が作れませんが、一度は御住職の月読寺での座禅セッションに参加してみたいと思っています。募集開始から1時間ほどで満員になってしまうほどの人気実践講座で、多くの人たちが今、まさに求めているものなのでしょう。 |
緩急の差
サッカーワールドカップも準々決勝に入り、昨日はドイツ対アルゼンチンという好カードの対戦となりました。結果はドイツが勝利しましたが、「技術的に凄い」とまでは私素人にはわかりません。ただ、いろいろな予選リーグでよく見られた「当たられたら(当たってなくとも)うまくこけてファールを誘う(?)」という光景は格段に少なく、タックルで当たってきてバランスを崩したとしても、ボールへ意識がしっかりと向いていて、次への対応が速かったのが印象的でした。
サッカーなどは接触プレーがあるのでうまくファールを誘う事も技術の一つかもしれませんが、見ていて何となく気分のいいものではありません。それはそこに「偽り」があるからかもしれません。しかし、本当に強い選手達はその「当たり」を乗り超えるバランス能力を身につけうまくかわします。「強い当たり」が普段の練習で当たり前なのかもしれません。サッカー漫画の「イレブン」を思い出しました。 また、役割がはっきりしているのか、あまりプレーに関係がない時はフィールドをゆっくりと歩いていました。ただ、役割が来た時のスピードアップはとても速く、フットワークの緩急差に驚きました。 バドミントンでもスピードが速いだけでは勝てません。ショットとフットワークのスピードに緩急の差をつける事が、相手のタイミングを狂わせ、また、自分の体力をコントロールできるものと思います。「強く、高く」は必要ですが、勝つためにはそれだけではないという事ですね。 |
手のひら、肘に「目」
いまひとつリズムに乗れない時のプレーは、バランスが悪くなっている事が多いです。原因としては疲れや、ある打ち方などへのこだわりなどいろいろとありますが。
脊柱の軸回転運動をうまく行えば、ストロークは安定します。しかし、この軸回転運動を上手く行うには、ラケットを持った手とその逆の手の双方の運動が必要です。 バランスが悪くなっているときは、この「利き腕の逆の手」が上手くつかえていない事が多いのではないかとアドバイスを受けました。 今日は、聞き手の逆の左手をどう意識すればいいか考えていました。 一つの方法として試してみたのが、左の手のひら、左の肘に目がついていると仮定し「シャトルを見る」ように動かすという事です。自然と手は下がった状態ではなく、上に上がってきます。試してみると上手くいく事もありました。 ただ、バランスが整ってくると、思考を停止させ、体の感覚をフルに発揮できるようにあまり意識しないようにする事が大切です。 |
インターハイまで一ヶ月ちょっと
暑くなってきました。体育館の室温はおじさんには過酷です・・・。
生徒達はインターハイ予選も終わり、何となく小休止の雰囲気が漂っているのが気にかかります。季節の変わり目は学校生活も大変で切り替えるのに苦労しているようです。 インターハイまであと一ヶ月程です。生徒達の心持ちはどのような感じなのでしょうか。担当クラスの運営に手がかかり、早々に体育館へ足を運べませんが、この時期を大切に、集中して乗り切って欲しいと思っています。 |
全国社会人大会
週末は石川県で行われた全国社会人大会の個人戦シングルスに出場してきました。左足ふくらはぎに不安を抱えながらも、キネシオテープを張り、サポーターをつけ、しっかりとアップをして準備しました。3位に終わりましたが、足の方は悲鳴を上げることはありませんでした。ただ、セーブせずに全力で動いたのが、ファイナル14-20からだったという、何とも遅すぎるスパートで17-21の敗北でした。
今回の試合で感じたことは、35歳以上という年齢制限もあったのでしょうが、常に速く動いて強く打ち込むだけではひとつも勝てなかった気がします。 クリアとロビング中心で1ゲーム目は守り中心に考えましたが、相手のクリアとドロップに翻弄され、なかなか奥まで運ぶことができず1ゲーム目は半分くらいで負けました。しかし、2ゲーム目に入ると徐々に相手のショットが拾えるようになり、競り合いが続きます。その中で、「ここ」というキーポイントがあったのでしょう、そのラリーを制することで展開が変わることがしばしば起こりました。 体勢が良くてもエラーは出ます。しかし、体勢が悪かったり、「打ち込めば決まる」という“欲”が出てくるとエラーの確率は極端に上がりました。そのゲームの「キーポイント」まで我慢して、我慢して、スピードをセーブすることが大切なような気がします。 エラーの確率を無視しては勝負になりません。ショットを練習でもっと細かく観察し、エラーの性質を見極める必要があると感じました。「もっと高く!もっと速く!」が体力的にできない年齢に差し掛かると、自分のできることを丁寧に磨くことが大切なのだと思います。 「キーポイント」がどこなのか、見極めることはとても難しいことですが、自分の心と体の状態に囚われず、相手の攻め方やミスの種類、表情などを冷静に観察してつかんでいく必要があるのだと思います。 |