今日はストレス日
期末考査が終わりました。なかなかトレーニングできる時間を作れずアンダーストレス(ストレスが少ない状態)に陥っていました。
今日は久々のトレーニングです。いつものルーチンが終わった後、生徒と一緒にダッシュなどを行いました。気温は30度超え、湿度は100%というサウナ状態で、床は汗でつるつるに。 こけそうになるところを何とか頑張って一通りこなすことができました(私が組んだトレーニングメニューですが(笑))。 アンダーストレスでは、やはり、やる気が今ひとつ入ってきません。そういう時は、ゆっくりとしたウォーミングアップやストレッチングを行うことにしています。体から気持ちのほうへ「動きたい」という命令が入ってくるのを待って、トレーニングに入っていくようにしています。 「やる気」はストレスと休息のバランスがとれている時に維持できます。ストレスの度合いを計るのは難しいですが、身体の感覚と心の状態を素直に感じていくと、少しずつわかってくるものだと思います。 |
知識と無知
期末考査が始まりました。朝、体育館を覗くと何やら勉強しています(いつもしていない人まで・・・)。基本的に人は勉強しなければならないことがたくさんあると思います。「知らない」という「無知の束縛」からは、ある程度解放される必要があると思うからです。もちろん知識が豊富にあってもそれにとらわれては成長がなくなります。もし、知っていてもいろいろな人の話をしっかりと聞き、先入観にとらわれずに受け入れることが大切です。
禅の本では「議論してはいけない」と書かれています。「ただ、聞きなさい」という教えです。自分の考えと照合しそれに合っていれば受け入れ、合っていなければ拒否する。それでは○×の二元論になり、だめだということです。 道元禅師も中国へ渡る前は仏教の知識が豊富にあったそうですが、帰国した時にはすべてを捨て去ってきたということでした。「身心脱落」、それにもとらわれない「脱落心身」。 知識は必要だがとらわれてはいけない。知識は鍵をかけて自分の中にしまい込んでしまうものではなく実践することが大切である・・・。時には知らない方が幸せなこともある・・・。 なかなか難しいです。 |
サービスのプレッシャー
昨日は市民大会レベルの試合がありました。いいイメージを持ってショートサービスをしますが、レシーバーによっては、サービスが浮いた時にプッシュされる妄想が始まり、上手く沈めることができない時がありました。やはり失敗したくないのでしょう、サービスが読まれたり、逆に浮いてしまったりしてしまいます。
そういう時は、なぜか、相手が大きく見えてしまいます。プレッシャーを感じない時は、相手の背が高くても沈めていけるイメージが作られます。 その間の差を感じたいと思っています。具体的にどういうフォームの変化があるのか。北京オリンピックなどではいとも簡単にショートサービスを打ち込んでいきます。まだまだ、心の動揺がサービスに現れてしまう今日この頃です。 |
山岡鉄舟
整理整頓の話を子供にしてみようと、「一流の人」というキーワードで検索をかけてみたところ、大変参考になるサイトを発見しました。
「必ず身につけたい11の習慣」というサイトです。 大変多くの書物から勉強されており、まだまだ私が読んだ本の量など微々たるものだと知りました。その中でも印象に残ったのが、「一流の人と出会う方法」です。思えば私も書物の中でいろいろな人と出会ってきたように思えます。「今読んでいる書物は私(自分)のために書かれているものだと思え」という言葉を常に思い出し、余計な先入観を持たないように気をつけながら読むようにしています。 今日は久しぶりに本の紹介です。 山岡鉄舟「剣禅話」高野澄訳 ![]() この本は、原文と現代文訳が並べて書かれてあり、量は少なめですが非常に内容の濃い本となっています。特に興味を持ったのは「欲を捨て・・・今を生きる・・・」という禅の考えだけでなく、剣での悟りがすべてに通じることを悟った山岡鉄舟の生き方が日記のように書かれているところです。一流といわれる人は、何か一つ極めているものがあるのだと思います。それがすべてに応用され何事においてもすばらしい力を発揮するのでしょう。 この本も常に枕元においてあります。 |