大阪総合
週末は大阪総合大会がありました。中学生から一般までが混じりあっての大会です。高校生は大人や大学生相手に四苦八苦です。このような公式戦はやはり大切であると思います。
ベテラン相手には気合だけで得点することは出来ません。相手は全くひるみません(当たり前ですが)。試合の駆け引きが鍵となり、逆転されたり、連続得点を許したりと苦い経験になった選手がほとんどでした。学校に練習に来てくれるOBでさえ、公式戦ではかなりの別人でした。 あるショットがうまくいかず、そのショットの修正に時間を割いてしまった選手、サービスのやり取りで安易にタイミングを外されてしまう選手、ネット下の攻防でエラーが出てしまう選手、スマッシュばかりで相手にかわされてしまう選手など各自のクセをうまく見抜かれて攻略されていました。 ショットの修正をゲーム中に行うと、次の返球のイメージが薄れてしまいます。ショットは修正しない(ショットに拘るとリズム、タイミングが崩れていろいろなところに歪みがでます)、また、だめだと自分を攻めないことが大切で、原因はほとんどの場合“力み”であることに気づかなければなりません。 サービスのやり取りでは、やはり隙のある所を狙われてしまいます。タイミングを取られない隙のない構えとはどんな感じでしょうか。よくよく考えなければなりません。 ネット下のショットでは、どれだけ足を出し、シャトルに近づくことが出来るかがポイントです。「足を出す」という身を削るような動きはやはり大きくラリーを左右します。 強いショットは意外と簡単に打つことが出来ます。エラーも少ないです。しかし、ラリー中に緩急を織り交ぜること、ストレートとクロスを打ち分けることがシングルスでは意外な所で効いてきます。これが難しいんですけれども(^^) 私自身の決勝戦が、今日は両隣コートで生徒に挟まれての試合になりました。いろいろな所から元気をもらい最後まで走り切ることが出来ました。なぜか今日は「相手」と勝負するのではなく「相手からのショット」と勝負することが出来ました。相手が相手自身に声をかけることでさえも「そうそう」とうなずくことができる時間がありました。 学校に帰って、生徒自身が次への課題に向かって練習を工夫できればと思います。 |
悪条件から学ぶ
ダブルスが決勝まで行われました。当日は数日間連続の大雨のため湿度が高く、体育館の床はとても滑る状態でした。至る所で転んでしまっている選手を目にしました。選手たちにとっては条件の悪い環境でしたがどうしようもありません。
私自身も昨日の練習でその状態を経験していたので四苦八苦したのを思い出していました。どうすれば床に立てるか、また、どう攻めればスリップする状態を減らすことができるか。 足裏全体で床をつかめていない場合はスリップしやすくなります。さらに、股関節が力んでいる場合も安定しません。選手たちは自分自身の形がどうなっているかを思い知らされる試合となりました。その中でも滑らないように工夫している選手がいました。さすがです。 この状況から学べない選手は「床が滑るから」と言い訳をしながらプレーをすることになり集中力は半減。終わってからも自分の課題を反省することはありません。 試合ではどんな状態が待っているか予想がつきません。「選り好み」をする選手はやはり大成しないものと思います(食べ物や勉強に関しても)。結果がどうあれ、何事にも逃げずに全力でぶつかり、そこから学ぶ姿勢が本当の力になります。ちょいちょいと練習して試合で勝ててもすぐにメッキが剥がれるのと同じです(勉強もですが)。結果からの「自信」なんて錯覚にすぎないものですから。 |
インターハイ予選ダブルス一日目
いよいよインターハイ予選も終盤を迎え、ダブルスのみとなってきました。昨日の結果は3年生ペアが3つ、2年生ペアが1つベスト4に残りました。それにしてもやはり公式戦。固さもあり、正直なところピリッとしたゲーム内容になりません。全国選抜が中止になった影響かもしれませんが、「一皮むけてない」感じがします。
う〜ん・・・この状態は・・・と少し心配になるのでした。 今日は準決勝から始まります。同校対決ですが、今後の課題をしっかりと見つめたいと思います。 |
ふらっとプチ旅行
久しぶりの更新になりました。ただ今中間考査中で、部活は早く終了します。
バイクで法隆寺に行きました。25号線は車で込み合っていましたが、中に入ると本当に静かで、爽やかな風が吹き抜けていました。仏像を時間をかけてまじまじと見たのは始めてだったのでとても新鮮に感じました。 帰りは「虹の湯」にて温泉に入りました。ここの五右衛門風呂はまた格別でした。 |
「目」の力
インターハイ予選も残すところダブルスのみとなってきました。この連休で学校対抗とシングルスで代表が決まっています。男子シングルスではなかなか個人全国出場できなかった選手が念願の優勝を勝ち取り、2位代表には2年生が決定しました。
昨日、世界卓球に向けての番組で福原選手などの様子が放送されていましたが、「勝つための執念」がやはり大切で「結果を出さないと・・・」と常に語られていました。しかし、コート外では柔らかく、いい人柄があふれています。一流選手の条件はやはり「目」だと思います。 なかなか言い表しにくいものですが、何かをやり遂げてきた人の表情にはぱっと明るいものを感じます。何か余計なものを抱えている人は「どんより」と目の辺りが曇って見えます。 たとえ、バドミントンがあまり上手でなくとも「今までやってきたことがこれなんだ!」と出し切ろうとする2部に出場している選手などでも本当に目が輝いています。(大阪のトーナメントは1部と2部に分かれています) 持って生まれた「性格」もあるかもしれませんが、曇った表情を少しでもクリアにできたらと思っています。私自身もそうならないようにまずは自分からですが・・・。 |