ミスができない練習
今日も「ミスしたら○○のトレーニング」の練習です。試合では100%の力はなかなか出せません。60%くらいの力で戦わなければならないときもあります。
「ミスしたらトレーニング」というプレッシャー下でのショットは、おおよそ60%くらいの力ではないかと思います。 今日は、バックの両サイドからセンターへカット。打ち込める球はストレートへスマッシュしてもよい。という条件で行いました。カットミスについてはペナルティが科せられます。 ミスができない状態だとカットの軌道も甘く、それを打つようなフォームで打っています。実戦では前に出られたり、次のショットで追い込まれたりするでしょう。気づいている生徒は高い位置からスマッシュを打ち込むようなフォームでカットを打っていっています。ミスしたくない=トレーニングしたくない生徒は甘い状態でノーミスでクリアしています。 練習ではどんなにいろいろな練習を行ったとしても、「上手くなりたい」という意識が低い人は上手くなれないと思っています。結局は本人の意志次第。お尻を叩いて煽ったとしても長続きはしません。自分自身でプレッシャーを乗り越え、その瞬間の集中力を感じる事ができたならば、脳からは必ず快感物質の「ドーパミン」が分泌されるはずです。 「いつ気づく事ができるか」 人によって差がありますが、まだまだ高校生には早いのでしょうか・・・。 |
引かない
今日は学校の行事で「オープンスクール」というものがありました。私は最寄り駅で案内役です。1時間ほど立ちましたが案内する人はありませんでした。しかし、この一時間はいろいろな思考を巡らす良い時間となりました。いろいろな事を考えました。しかし、最終的に呼吸に集中し、もっと立っていられるな〜というところで終わりの時間が来ました。時間の使い方は人それぞれです。もしかすると不満の思考を繰り返し立っていた人もいたかもしれません。考え方次第でその時間をどう生きるかが大きな意味を持ってくると思っています。
午後からは息子の学校(母校ですが)へバドミントンの練習に顔を出しました。中学生を相手に汗を流し、いい時間を過ごしました。最後に“大人達”でダブルスをしましたが、そこでは「レシーブでは引かずに前でとる」ということを先輩から学びました。理論ではわかっていてもまだまだ本質的に気づいていない事がたくさんあります。「自分が常に正しいと思ってはいけない。謙虚さに欠けると成長はない。」という米長名人の言葉はいつも頭に響いています。「バドミントンは奥深いものだ」という事がいろいろなところから伝えられている感じがする今日この頃です。 |
完敗!
勝敗の結果なんてわからないものです。調子云々よりもやはり相手のそれ以上の醸し出す雰囲気、オーラともいうべきでしょうか、何とも表現できないものがあるように感じます。
そのような雰囲気にのまれ、結果を心配した思考、結果から自分に対する評価への不安感。ただの思い込みなんでしょうが、なかなか自分はその思考を超える事ができません。 体力や技術はいきなり衰えたりしません。抑揚の激しいのは心です。わかっているのですがいつも期待する結果が出るとは限りません。勝負とはそんなものなんですね。逆に勝ち続けていると不安になります。このままで良いのかと。 負ける事で自分の成長が期待できる・・・。その通りですがいつも素直に受け入れる事ができません。この状態が続いてしまうと・・・なんて考えて。 今日は思うようにいきませんでした。毎日が面白いように様々な結果を返してくれます。もっと頑張れ!と勝利の女神が語りかけてくれているのかもしれません。まだまだふがいない自分に気づかされました。つぶやいていますね(笑 |
集中するとは
今日はゲーム練習に入りました。もちろんダブルスですが(笑
1ゲーム目はずるずると21−19で勝ち、2ゲーム目へ。1−1、2−2、6−6とサービス場面での得点により接戦へ。しかし、ここから相手のサービスのテンポとその後のリターンが的を得てきて一気に7−14に離されました。こちらも単発のミスがやや多くなってきます。私自身にも「やばいな〜」とか「どう攻めれば」とかいう思考が沸き上がってきます。しかし、こういうときはどのように考えても結局上手くいかない事が多いのです。 「集中しないと・・・!」 具体的にどうするのでしょう。「集中しよう」と考えているときは、結局、「集中しよう」という言葉による思考に囚われていて集中できていません。 私は、今は「シャトルコックの緑の帯を見る」という行為にだけ集中しようと試みています。余計な事を考えずにシャトルの帯をただ見るのです。サービス場面でも緑の帯を見てただ押し出します。戦術も何も考えません。ただその行為に深くのめり込む事ができれば体が後は動いてくれると信じて。 今日は結果としては逆転で勝利しました。その中のラリーで、速いドライブですが瞬間的にシャトルのの帯を見る事ができたイメージがまだ頭の中に残っています。集中できていたのだと思います。終わった瞬間には生徒相手ですが、思わず「よっしゃ!」と握りこぶしを作っていました。素直な反応だったのでしょう。 最近は「心・技・体」という言葉がありますが、「体・技・心」の順番の方が合っているのではと考えています。身体はわかっているのですね。 |
手投げノック
中間考査も終わり今日から普段どおりの練習形態に戻りました。6時間授業後の練習は相変わらず疲れが出てきます。今日は手投げノックでアタック&プッシュです。20本で交代ですが、飛びついて打つという意識の持ちようでかなりの負荷が期待されます。
私も参加し、スマッシュ&・・・ネット?!遠いところはジャンプして飛びつくのですが、プッシュには届かずやむなくネット・・・。あら?というイメージの違いに自分自身で驚いています。しかも、10本までは順調に上から攻める事ができているのですが、12本あたりから極端に動きが鈍くなります。普段から足を開くランジのストレッチを行っているのですが、なぜか腰が痛い・・・。足を十分に開く事ができていません。ノックに慣れていないので焦っていたのかもしれません。もっと生徒と一緒に参加せねば・・と思った今日の練習でした。 生徒達はその後、そんなおじさんの休憩を横で見ながら、1時間半のパターン練習とゲーム練習を行いました。「まだまだそんなんじゃ勝てないゾ!」とかいう意味のない声を聞きながら(笑)。地区大会まであと2週間あまり。各自目標を持って地道に練習に励んで欲しいものです。 |