緊張する場面
今日は国体の近畿予選がありました。少年男子は全県出場なので今日は応援です。
会場はエアコンが入っておりなかなか快適です。 今まではなかなかなかったのですが、全コートコートマットが敷かれており、本国体のような雰囲気でした。 各対戦はなかなか競っていて面白い試合が多く展開されていました。大阪チームは順調に勝っていました。(最後の成年男子、対奈良は最後まで見ることができませんでしたが) 夜は社会人の練習会です。お盆なので人が少なかったので、本当に10何年かぶりに、弟とシングルスを1ゲームしました。17−17オールで先はわからない状態でしたが、「緊張する場面」とはこういうことなのかなと感じました。結果は・・・。 また機会があれば対戦したいと思います。 |
心の感情
いろいろなアドバイスをすることがあります。生徒にとっては何やら訳のわからないことも多いかと思います。
今日は心の中の感情の話。 「昨日は○○に負けました・・・」 ○○は年齢も年下で私が思うにレベルにも十分勝てる格差がある相手。その時に何を考えていたか。 「試合中、格下に負けそうでイライラしました。自分を責めたりもしました。」 よくある思考過程です。油断が不安を呼び、余計なマイナス思考で頭がいっぱいになり、脳が疲れてしまう状態。 心にはいろいろな種があります。怒り、不安、喜び、悲しみなど。すべての人がすべての種を持っていますが、試合中に怒りや不安の種を刺激し、活性化された状態で、さらに思考を進める、言わば餌をやるように増幅させてしまうと手が付けられないくらい巨大化してしまいます。 怒りや不安は、体の緊張を呼び起こします。その感情が活性化されたとしても、「ああ、今イライラしてるな・・・」と客観的に感情を受け止め、深い呼吸とともに流してしまうことが大切です。「こんなことで私はイライラするのか・・・」と責めてはいけません。それは怒りに餌をやる行為となります。ただ、感情を傍観視し、呼吸とともに思考を流してしまうことが大切なのです。 「余計な感情に餌をやらないように。深い呼吸を実践し平常心を保ちなさい」と話しました。 呼吸とともに感情を傍観視するには訓練が必要です。 私は「座禅」を実践しています。 |
プレッシャー
お盆休みも終わり・・・(笑)1、2年生の夏の大会が始まりました。
今日は2部シングルスの試合ですが、今までいろいろな大会を経験している生徒はやはり実力差もあるのか落ち着いてプレーをしています。暑さもありましたが、勝ち残りました。 しかし、今までに大会経験の少ない生徒は、高校に入ってからの初公式戦です。 ガチガチに緊張しています。それでもある程度までは勝ち残れるだろうと思っていましたが、本日最後の試合でなかなか相手も強く、緊張がピークに達したのか、流れの結果からの不安に駆られたのか、思うように得点できません。0−2で負け。 聞いてみると「頭が真っ白になりました」と言っていました。何に対してプレッシャーを感じたのか聞くと「自分の学校の名前」でした。負けると恥ずかしい、全国に出た学校なのに自分は弱い、など自分で自分に言い聞かせてしまったのでしょう。 もはやどう戦うかという戦術どころではありません。全く今に集中できていません。私は「それは頭の中が真っ白ではなくて、いろいろ余計なことを考えすぎて頭の中が真っ黒になっている」と表現しました。考えすぎると脳は疲れてしまいます。特に今変えることのできない過去や未来に対して。そしてプレーにも影響を及ぼします。マイナスがマイナスを呼んでしまうのです。 「これからは普段の練習でそのプレッシャーを感じてやってみると良いかもしれない」と最後に付け加えました。乗り越えるのは自分自身です。頑張ってほしいと思っています。 |
地面の力
今日は社会人の団体戦がありました。私はダブルスでの出場です。
先週のN先生の脱力を思い出し、ラケットを高く構えることもなく、できるだけ長く持ち、肩の力を抜き、下に、下にの意識で構えるように心がけていました。昨日の練習では、本当に力のある返球ができるように戻りました。肘の手術後、グリップには本当に自信がなく、強く握ることで何とかしのげると思い込んでいました。しかし、脱力することで本来の動きができるようになり、半分不思議で驚いています。 地面からの力はほんとに力強いです。逆に言うと、地面からの力を利用できないと本来の力を発揮できないとも言えるでしょう。まずリラックスして構え、リズムを取ることを意識すると、今まで見えなかった相手の動き、シャトルの軌道が見えてきました。そして、自ら仕掛けたラリーの返球がしっかりと待てるました。 明日もできるかどうかわかりませんが、この良いイメージは大切にしたいと思っています。 |
いつもの体育館
今日は久しぶりの学校での練習です。国体の強化練習だったので生徒達には休みがありません。疲れもあるでしょうが頑張っていました。
インターハイ会場ではすべて冷房が入っていました。しかし、梅雨明け後の学校の体育館は前にも増して暑くなっています。水分を摂っても摂っても喉が渇いた感覚があり、しかし、お腹は一杯というような感じです。 私も高校生と1試合ダブルスをしましたが、その試合だけでゆでダコになってしまいました。 ゲーム練習後、生徒達は成年男子や大学生達とバドミントンでミニゲームを楽しんでいました。そういう遊び感覚というのは大切ですね。 |