準備について

何事も100%の集中で

「練習は試合のように。試合は練習のように。」とよく言われます。常に平常心を心がけ、自分の感覚に100%集中できるように準備をすることが大切です。そう心がけて練習していると様々な違和感があるポイントに気づく事が出来ます。体の強ばり、インパクトの感触や音、リズムやタイミングなど、打ち出したショットの方向や強さなどからイメージしたショットとの違いを観察する事ができると思います。しかし、その時に○×で評価してはいけません。どうずれているのか、どう違和感があるのかを感じることが大切で良い悪いを考えると感覚に集中できなくなってしまいます。ただ淡々と感覚を観察することが大切です。

継続は力なり

いたるところで目にするこの言葉。しかし本当に実践が難しいのです。1日5分でいいという習慣を続けられることができません。その原因は「20秒ルール」。人は動作までに20秒かかってしまうとなかなか実行できないようです。その場に行けばすぐに始められる、もしくはその場に行くように仕向けるなどが大切です。それだけ人は「易きに流される」ということです。続けられている人は「思わず」やっている、「意志力」を消耗せずにできる環境を整える工夫をしているということなのです。

体・氣・心を整える−「勝利する心:白石豊著」より

朝練をしている方も多くおられると思いますが、起床からいきなり体力トレーニングをするとなると冬場などはやはり億劫になるものだと思います。しかし、そこを奮起して朝から体操と瞑想を行う事はその日の体や心の状態が把握しやすくなるためとても大切です。それらは充電トレーニングと呼ばれていますが負荷はそれほど高くないため習慣的に続けられると思います。

白井一幸氏の体験談によると「起床後30分ずつ体操、調氣法、瞑想を続ける事で体が柔らかくなり体調も整ってきた。その日の体調や筋肉の状態などを捉える事ができ怪我の予防にもつながった。続けることで心をコントロールできるようになって結果のイメージが実現した。」と話されています。

私自身も参考に起床してから「太陽礼拝のポーズ」と「ハタヨーガ」、「瞑想」を行っています。しかし、途切れる事も多々ありまだまだ覚悟が浅い事に気づかされます。冬場などは部屋を暖めてから行うのが良いですね。

具体的な方法は白石先生の著作「勝利する心」「心身調律プログラム」に詳しく掲載されています。是非お求めになって実践してください。良い本はやはり購入することが大切です。

ゆる体操

ここでは詳しく紹介しませんが、各関節をゆるめる「ゆる体操」はとても効果が期待できます。体操後、関節稼動域が広くなった状態でプレーすることでトレーニング効果も期待できます。鹿屋体育大学女子バスケットボール部はこのシステムを使いウェイトトレーニング無しで全国制覇を成し遂げたそうです。

ウォーミングアップ(効果、種類、実践例)

クーリングダウン

ストレッチング(参考文献の紹介)

ステップ(チャイナステップ)