明日に疲れを残さない、元の体の状態に戻す等の目的で行われます。練習でたまった乳酸などは有酸素運動の酸素で分解しなければなりません。したがってウォーミングアップと同様69~55%VO2maxの間で行います(心拍数を計り目標の強度に近づけましょう)。
5分から10分行います。

クーリングダウンの例

1)いろいろな方向にいろいろな手足の動きをつけてランニング
2)ストレッチング
3)脈拍数150くらいをめどにジョギング(5から10分)

疲れを残さない

全日本シニアに出場しはじめて15年ほど経ちました。1日5試合を勝ち抜いた翌日の体の状態はひどいものでした。できるだけ疲れを残さないように色々と工夫をしてみたことをご紹介します。

①入浴法
お湯と冷水を120秒をメドに交互に入る。五回くらいが目安でしょうか。「冷たい!」と避ける気持ちはわかりますが体の疲れは楽になります。体が冷たいと感じるときはまだまだ足りないものと思い、冷たさに早く慣れてくるようになれば終えるようにしています。

②ボールストレッチ
ボールを体の下に置いて「気持ちのいい所」をグリグリと体重でほぐします。ボールを踏んでゴロゴロするのも良いと思います。ゴルフボール、テニスボール、硬球、ソフトボール、固めのスポンジボールなどを使いますが、私は「グラブ型付けボール」がほどよく柔らかいので愛用しています。
関節の痛みの原因の多くは筋肉の強ばりです。

日本マスターズ北九州大会前、股関節の痛みが3ヶ月ほど続いていたため病院で診てもらいましたが、悩んでいるとふとボールでストレッチのイメージが頭をよぎりました(大西ひとみ氏のボールペンストレッチ)。そこで手元にあった固めのスポンジボールでお尻から腰、股関節周りを重点的にゴロゴロしてみました。すると嘘のように股関節の痛みが軽減され、大会本番では普段通りのプレーをする事ができて大阪府の初優勝に貢献する事ができました。それからはキャリーバッグの中にこのボールを必ず入れています。

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