Q.267 トレーニングについて(19歳男性)

初めまして。
バドミントン歴7年19歳 男です。
自分は普段から体育館でできる練習以外に自宅で筋トレや体幹トレーニングを行っているのですが強い選手やトップレベルの選手は体に負荷をかけたウェイトトレーニングを積んでいるという話をよく耳にします。
もちろん磨かれたラケットワークやフットワーク 体の使い方なども強くなる上で大事であると思うのですがそれに加えて体の筋肉や筋力も同じくらい大事であると考えています。
やはりもっと強くなる為には体育館でできる練習以外にも器具を使ったトレーニングなどを日常的に行った方が良いのでしょうか?
(MKさん)

A.最も大切なのは生み出された力をロスなくシャトルに伝えることなので、一部分だけを鍛えるようなウェイトトレーニングはあまりお勧めできません。以前にインドネシアのルルク選手に伺ったところダブルスの選手はウェイトトレーニングで体を鍛えるがシングルスの選手はそれほどでもないと話されていました。しかし、筋肉のつき方も人それぞれなので筋肥大が激しい傾向の方だとストロークの邪魔をしてしまう恐れもあります。前任校時の高校生も自主的にウェイトトレーニングを行っていましたが、それよりも体幹トレーニングやチューブトレーニングを多く行っていました。

私がおすすめするのはやはり自分の体重を使ったトレーニングで、筋肉を意識できる感覚が大切だと思っています(この辺りの表現は難しいですが)。やり方は1日毎に部分を変えていく、例えば月水金は上半身、火木土は下半身というようやり方もいいと思います。やってみて辛い、やりたくないという気分になれば負荷を減らしたり日数を減らしたりというように調整していってみてください。

私の場合はほぼ毎日全身をやりますが、負荷や回数は翌日にやるのが嫌にならない程度に抑えています。やり過ぎると過度の筋肉痛でプレー自体に影響を及ぼしますので。淡々と日々という感じがよろしいのではないでしょうか。

<私が30代後半から(できるだけ)続けているトレーニング例>

腹筋→背筋→腕立て伏せ→かかと上げ→片足スクワット→足上げ上下→足上げ左右を2セット

時間があれば 大股歩き、素振り、バランスディスク乗り、ハタ・ヨーガ

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