ヨーロッパ珍道中①

 初めてのヨーロッパ!しかもバドミントンもできる!と意気込んでの旅行でした。しかし英語圏でないところだったので色々なところでトラブルが発生しました。なんとか持ち前の?英語力で頑張りました。

 アムステルダムの入国審査では「場所は?」と聞かれると「ポーランド」と答えれば済むと思っていたのですが、「目的は?」と聞かれ、「観光で」と答えると「それから?」とさらに突っ込まれました。おいおい~まだ聞かれるの~?とビビりながら、「バドミントンの試合で」と答えると「観戦か?」と聞かれたので「プレーヤーだ」と。「何人がだ?」と聞かれたので「3人だ」と。いきなりこんなところでそんなに突っ込まれるとは思ってもなく、かなり緊張しました。今は場合によっては色々と話をしなければならないんだなと思いました。もちろん英語で。こんなところでポケトークやグーグル翻訳はなかなか使えないなとも思いました。

 クラクフ空港に着き、その日は空港近くのホテルに宿泊。パスポートの提示を求められました。あ、ここでもいるんだねという感じです。翌日は朝からカトヴィツェへ移動です。高速バスみたいなものがあると聞いていたのでホテルに聞くと、空港前のあの辺りから出てますよ、と指を指して教えてもらったのでとりあえずどこでチケットを買うのかを調べにその辺りへ行きました。しかし、チケット売り場が…ない。空港内のインフォメーションに聞くと、ネットのみからの購入ですとのこと。そんなシステムか~とどうしようかと迷っていると、「世界シニアバドミントンのツアーデスク」を発見!よっしゃ~!っと皆で駆け寄り、カトヴィツェまでの行き方を聞きました。しかし、ツアーでの客は予約してあるので運べるが、それ以外は聞いてみないと、と連絡してもらいました。結局手配は出来ず運べないとのことで、一人2000円くらいを目処に空港のタクシーを手配してはどうかと教えてもらいました。一人2000円は高くない?と相談して電車で行こうと決めてホテルに戻りました。でも諦められず、なんとかネットで予約してみると、できた!かなり手こずりましたが1時間後のバスを予約することができました。そして宿を出てバスを待ち、スマホ画面を運転手に見せて乗り込むことができました。ほんまにいけてんの?ってドキドキでしたが。乗り込むと座席指定のところに人が…おいおいテキトーに座るなよって思いましたが、イカツイにーちゃんだったので特に指摘せず、後ろが空いていたのでとりあえずそこに席を確保。なんとかカトヴィツェへたどり着きました。お腹も減ってきていたので近くのショッピングモールにて昼食。バイキング形式でしたが全く文字がわからず、言葉も全く通じない。これ何?と聞いても「書いてるのを見ろ」と。地元の料理が食べれるところらしく、ほかの観光客は喜んでいました。近くのスーパーでビールを購入し、無愛想なレジ打ちに買い物の仕方を学びました。それからペア家族と別れて宿へ。

 その後ペア家族と私達の宿のフロントで合流しました。しかし!ペアがバス内にラケットキャリーを忘れてきてしまったことが発覚!ホテルに話すとそこの電話使ってもいいよとのこと。おいおい~!いきなり電話か~!と緊張して電話してみると、自動音声でなんか喋ってるけどポーランド語でわからない。これは参った…。なんとかせねば…と頑張って聞いていると、英語は○番を押せとかすかにそう言っているような感じが聞こえ、押してみると、英語のオペレーターに繋がりました。ホッとして話を聞いてみると、どうやらメールで事情を伝えてくれということらしい。幸いGmailは使えたので早速メール送信。うまく送れたかわからなかったので何通か送りました。

 その後、試合会場へ練習しに出発。ペアは用具が無かったのですが会場ではヨネックスブースがあり、ラケットと靴を購入。無駄な出費と分かっていたのですが仕方がありません。とりあえず練習が終わり、メールをチェックすると「見つかりました!バス降り場に17時20分に取りに来て」と返事が来ていました。なんとか忘れ物も取り返すことができて、ホッとした二日目でした。

 その後はウェルカムコンサート、仲間達とビールを飲みに繁華街へと楽しいひと時を過ごしました。

いやー試合前から飛んだハプニング!今回はツアーで頼んでいないので全て自己解決しなければなりません。先行きの不安も多いですが、ま、なんとかなるだろ~とウキウキしていました。

続く~

スポンサーリンク
おすすめの記事